波の中へ

「アート、音楽、山」の中からテーマを選んで投稿。

追悼:IWATA (The★STRUMMERS!)

2017-05-11 02:03:40 | 音楽

SPIRITS of IWATA CONTINUE!!

 

The★STRUMMERS!のヴォーカルである岩田美生氏が、5月9日、腎臓がんの転移のため逝去。

享年51。

昨夜MOSH氏(妹)よりメールがあり、訃音を知った。

ちょうどDISCLOSEのK氏に関する記事を当ブログに入力していて着信に気が付かなかった。

あまりにも突然の出来事。

ここに、慎んでご冥福をお祈りします。

 

 

今回の記事は、ヴォーカル岩田氏とThe★STRUMMERS!の思い出です。

 

 

彼らを初めて観たのは、

1989年はTHE STAR CLUB “Solid Fist Tour”での前座としてのライブだった。

その数ヶ月前に、名古屋のSレコード店でプッシュされていた彼らの12”EP “HARD RAIN BOMB”と

7”EP “REBEL ROCK”を購入していて音は聴いていたのだが、

ライブハウスでの生のステージは想像以上に良かった。

特に岩田氏の熱い雰囲気は忘れることが出来ないものだった。

その後、彼らのライブは通算で15〜18回くらい観たと思う。

 

いつだったか打ち上げのとある居酒屋の席上で岩田氏に

「俺たちの曲の中で3つ好きな歌は?」と聞かれたので、

“探し続けよう”、

“Everyday Everybody”、

そしてもう一つアルバム未収録の曲を挙げた。

その曲はとあるライブ(TAKATO氏加入の頃)で演ってた曲で、

歌詞は、

“お前は逃げてる〜、いっつも逃げてる〜、

だけどお前自身からは〜逃げられない〜、

馴れ合いの連帯感の中で〜……”

という歌なのだが、サビの部分が

“3-6-5 Everyday! そんなもの捨てちまいな!

3-6-5 Everyday! 何が変わるというんだ!”

とあり、 “3-6-5” というタイトルと見当をつけて、

その後にリリースされた“理由なき世代”にクレジットされていたのを見た時に

やった!と思ったが、全然違う曲だった。

 

持っているCDを全部出してみると、結構リリースしていたのだなと改めて気がつく。

 

 

持ってない盤もあるし、何てったって結成32年だから、自然とアルバムも増えるのはわからないでもないが、

そのCDごとに思い出があるものだなと今知ったりした。

 

例えば、“MAXIMUM ROCK 1991”や“理由なき世代”は、世田谷区祖師谷の知り合いのアパート近辺の雰囲気を思い出す。

上京して泊めてもらうのはいつもここだった。

“TOKYO JESUS”は、そのサウンド・チェンジにライブでも客が非常に戸惑っていた。

“AGILE & FICTION”と“EXILE”の頃は自分の中でも沈滞期、しばらく聴かない時間が流れたりした。

その後“LIFE, MOMENT, PUNK ROCK SONG”の“明日に向かって撃て!”を聴いて久し振りに燃えた!

“ALL WE CAN OFFER”、“STRUMMER ROCK”、“WILD ROMANCE”の3作は、

短期間のうちに続けて手に入れたと思った。

“DJANGO”がリリースになって、とある吉祥寺でのライブの前に、

事務所内岩田氏宛に曲のリクエストなどの手紙を送ってみた。

希望曲を取り入れてくれたのはいつものことだったが、やはり格別に嬉しいものだった。

“STAND AGAIN”の頃、アンコール1曲目で“Stay Gold”を演ってみてはどうかと提案した時も、

その後の日清パワステなどではしっかりと入れてくれた。

結果はアンコールとしては盛り上がりに欠けたところもあったが、実験としては良かったと後で言っていた。

 

岩田氏のサインも長T 袖に書いてもらったのだが、捨てなければ良かったと今になって後悔している。

自分でデザインしたThe★STRUMMERS!のポスターなどもレコード店内に貼ってもらったりしていたが、

1枚くらいはコピーとして残しておけば良かった。

 

涙は全く出てこない。

岩田氏はやれることは全力でやったはずだ。

The★STRUMMERS!に全てをかけていたはずだ。

悔いなどこれっぽっちもないはずだ。

 

彼に言われたことがある。

「俺がロンドンでJoe Strummerに実際に会って話をした時のドキドキ感が、

君の接し方で逆の立場がわかるような気がする」と。

 

やっぱり、涙は出てこない。

 

ここで “友よ”が流れる。

“出口はどこだ!? 

I’m not down  胸に刻め、この言葉”。

沁みてくるゼ。

 

打ち上げのライブ会場では、岩田氏を通して音楽雑誌D誌のM編集長と初めて直に話すことが出来た。

M氏には「DISCHARGEやCONFLICT以外でも繋がってしまったね」と言われて思わず、

うおう、ゴッドファーザー!!と言いそうになったのを覚えている。

 

ステージ上の岩田氏の、あの視線!!

もがき、わめき、叫び、ただひたすら突っ走る!!

 

“Spirits of FUCKIN’ STREET”、この曲を最高傑作にする輩が多いのだろうな。

 

 

 

 

 

“いつもいつも 人間も街も時代も流れていく

 でも生まれた歌達は くたばっちゃいない!”

 (DJANGO  “Long Live Punks”より)

 

 

 熱いゼ!!

 IWATA!!

 

 

 

では、Cheers!

 

(5月14日付記事 追悼:その2 に続く)

 

 

 

 

 

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