獣王星 作：樹なつみ

４／２５読売新聞記事に（古いな～笑）
地球型生物が住める可能性がある
太陽系外の惑星を発見！
てな記事が載ってましたが…
詳しく読むと…
地球からてんびん座方向に約２０光年離れた所にある
「グリーゼ５８１」という恒星（太陽の事です）の周りを
13日の周期で公転しているらしい…（つまり…１年は13日）
らしい…っというのは
完全に発見されているのは「グリーゼ５８１恒星」
ソコから発せられる光の屈折により
「アレレレレ？？？ナニかが通ってるゾ～」っと観測者が思い
計算したところ…地球の環境に良く似た惑星じゃ～ないかい？っとなったのだ～
自転はしているのか？大気があるのか？などは
解っていないのです～
今後の観測結果が楽しみですね～

さて…今回紹介するマンガ本も…実はコレに近いお話でして
つまりＳＦです（笑）



母なる地球から離れること約150光年のバルカン星系に
人工増加を緩和する為に、地球から分離した一部の人類は
バルカン星系連邦を作り生息していた

この連邦のナンバー２に位置しているクライン家に
超エリートの子として生まれ育った双子の兄弟
11歳の「トール」と「ラーイ」がいる

ある日トールとラーイが学校から自宅に帰ると…
父と母が殺されていた
首謀者は連邦ナンバー１のオーディン
捕らえられてしまったトールとラーイの二人は
バルカン星系　第1.5惑星「キマエラ」（別名　獣王星）に落とされる
この「キマエラ」こそ重罪を犯した者のみが送られる「死刑星」なのだ

キマエラは自転周期が公転周期の2/3
よって１日が２年ある
昼が181日、夜が181日続く
昼の間は30度から50度の酷暑が続き
夜になると一転してマイナス40度の極寒の日々が続く

この星にポットに乗せられ落とされるのだ

究極のサバイバルゲームの始まりである～

生き残る為には獣になるしかない
そうしてこの星キマエラ…この星に住む者達は獣王星と呼ぶ…にある
４つのコロニーの覇者を「獣王」っと呼び
「獣王」っとなった者のみが…
この惑星から恩赦適用で脱出出来るのである

さて…父と母の敵を討つ為には
この過酷な獣王星の「獣王」にならなければならない
そんな運命を背負った「トール」と「ラーイ」は
生き延びる事が出来るのであろうか～

前回、樹なつみさんの作品「ＯＺ」にも増して
ポット・シャトル等のメカが素晴らしい出来栄えです
（メカ好きなんで…）

一気に読み進める事が出来ました～面白かった～幸せ～
誰が好き～？っと聞かれたら「サード」っと迷わず言っちゃいますね～（笑）

アニメとしてＤＶＤでも発売されています
ナ・ナント…主役の「トール君」の青年期の声優さんは…
「堂本光一」
ん～。どうなんでしょう？？見た人居ますか？
声優初挑戦なんで…不安が…（アハハハハハ）
主題歌も歌ってるそうです「Deep in　your　heart」
…聞いたコトありますか？
どうもジャニーズ系には弱いので良く解らないですが…
レンタル出来たら見たいかも～

っと言う訳で～マンガ好きさんで未読の方は読むベシ！

バルカン星系…ってな名前を読んで…
ウルトラマンのバルタン星人を思い出した方
私の仲間です（笑）

スタートレックのスポック…彼は…
バルカン人の父と地球人の母の間に生まれたので～
将来、この星に移住したら…スポックのような子が沢山生まれる…かも（笑）