満天横丁に住まう妖怪のひとり言

満天横丁に住む満天と申します
最近、猫妖怪化してきており更新は不定期ですが…
ひとり言にお付き合い頂ければ幸いです。

北海道物産展

2006-10-26 | 日々のハチャメチャ
始めに満天さんは北海道は札幌市生まれという事を
伝えておかなければなりません(笑)
29歳までドップリ北海道人をやっていました。

さて、北海道人の私からみれば
内地(北海道人は本州の事をナイチと呼ぶ)に永住する
っという事は大層、嫌な出来事でした。
つまり、大自然に抱かれて育った山サルが
大都会のお膝元である横浜で生活が出来るんじゃろか?
っという不安と、近所の以前横浜に転勤で行って
出戻ってきたおばちゃんに
「あんた、横浜人っちゅーのはキツいよ~」っと脅かされていたからデス。

まぁ~仙台人さんが北海道人のことを
「しゃべりが、ぶっきらぼうなんで怖いよ」っと言っていたのと
大差ないと思いますが…(笑)

北海道人は大雑把な人種が大多数を占めていると思います。
みんなで相談していても
「これで、いいんじゃないかい」
「うん。いいべさ」で終わってしまう事がママあるからです。
それに、北海道人は自分は訛っていないっと
思っている人が多いと思います。
○○なんでないかい。○○っしょ。なまら○○でないかい。
など、部分的には訛りはあっても
全体的には標準語だべさっと感じています。
ところが微妙にウェーブの効いた喋り方であり
全体的に訛ってます(笑)
(一部地域では本当に何を話しているのか解らない所もあります)
しかし、標準語に触れると完璧な標準語も話せます。
北海道人は意識をせずにソレをこなしているのです。

一番困った訛りは
「満天さん、コレどうします?」
「んっ?あっ、それ投げて」
内地の人間に「投げて」っと言うと「放る」っととります。
北海道人が「投げる」っと言うとそれは「捨てて」となるのです。
何度、ゴミをぶつけられたことか…(泣)

横浜のTVKというテレビ局が北海道に進出しました。
そのせいかTVKのテレビに「大泉洋」の
北海道で制作した番組が放送されるようになりました。
この番組を見ると…とたんに満天は北海道弁を使ってしまいます。
29歳から横浜で培った標準語がアッっという間に崩れ去ります(笑)

次に食べ物の話があります。
たぶん、大多数とは言えないかもしれませんが…
北海道人は納豆に砂糖を入れます。
砂糖を入れて醤油を入れるとネバリが倍増します。
少し甘じょっぱい納豆をごはんに掛けて頂きます。

赤飯には大粒の大豆がゴロゴロと入っています。
解りやすく言えば甘納豆がゴロゴロ入った赤飯なのです。
当然、甘いです。
しかし、内地でこの赤飯を売っているのを見たことがありません。
多分、売っていないのでしょう。
内地で売っている赤飯は小豆入りの、そんなに甘くないものです。

桜餅は北海道では、ほとんどが道明寺です。
ツブツブの餅米が残った手にべたつくアレです。
こちらでも最近になって道明寺が出回るようになりましたが
数は圧倒的に柏餅タイプが多いです。

北海道人は新たなメニューを作る天才ではないかっと思います。
「味噌らーめん」らーめんと味噌のトッピングは今では当たり前ですが
出た当時は気持ち悪いっと言われていました。
「納豆そば」冷やしたぬきそばの納豆バージョンです
これは美味いと思うのだが、内地の蕎麦屋には置いてない。
「スープカレー」大泉洋プロデュースで全国展開に至った商品
最近近所にもスープカレーの店が現れてきました。
「ジンギスカン」羊の肉は体に良いという事で
最近流行っていますが…ジンギスカンっと銘打っても
焼肉屋の羊肉バージョンでガッカリさせられたことが数度あります。
ちなみに、満天の嫁入り道具にジンギスカン鍋があります(笑)

総じて北海道人は「あっけらか~ん」として
「大雑把」で「短期決戦型」が多いと思われます。
だから、離婚率が日本一なのでしょうか?(笑)
満天が北海道に居た時は交通事故死日本一は北海道でした。
ところが、満天が横浜に越してきたその年は
横浜が一位になってしまったのです。
わたしのせいじゃないよナ~
他にスパゲッティの消費率も全国一位です。
そんな北海道には、まだまだ不思議がイッパイ詰まっています。
どうぞ、北海道へお出かけください。
澄みきった空気を吸うだけでも幸せになれますヨ

つづく。。。。。