とても良い対談でした。
來住神父様は講和を聞いた時もわかりやすく、誠実さが伝わってくるその人柄のままでした。
南氏は初めて読んだが曹洞宗の僧侶、永平寺のたたずまいを思い出しました。
20年も修行されたそうです。
仏教のことはあまりわからなかったですが、神父様のキリスト論は実が開けた感じを持ちました。
神がアダムとエヴァを作った経緯。
楽園から追放された理由。
三位一体について。
神がともに居てくださる感覚。
コミュニケーションが人間の根源的なかたち。
この項目では、一人が好きな私にとって、非常につらいものに思える。
死について。
混乱した世界の分析。
死刑・いのち。
理解力の程度に応じて、楽しめる本だと思います。
時間を開けて、もう一度読みたいと思います。