port jubilee

神戸の音楽サークル

中井レポート(ダボーズ版)第一回

2006年03月30日 23時28分40秒 | 中井レポート
シマヤンから「ブログ見たらお前がサボってるのが一目瞭然ヤ。」と言われ続けて早半年。
きたやまおさむの還暦コンサート(フェスティバルホール)
もお陰さまで大成功裏に終了。後始末の最中ですが、重い腰をあげます。

皆さんと同じで、記憶は断片的で、系統だって書く事はもちろん、時間軸も定かでは有りませんが書き出そうと思います。

KG大1年の時、KG高等部からの友人達がバンドを作ると言うので近づいていきました。
そのバンドが「ダボーズ」です。
PJにはダボーズのマネージャーとして参加しました。
マネ-ジャーと言っても彼らの代表者として、対外的な交渉に当たる訳ではなく、単なる付人でした。
何や知らんケド、いつも一緒に居るヤツ、でした。

ダボーズと行動を共にすると言う事はシマヤンとも
一緒の事が多く、その内コンサート自体の御手伝いをするようになりました。

その内「PJの会計をやって。」とシマヤンから言われ、訳が判らないにも関わらず引き受けました。
お金の責任を持っていたシマヤンから引き継いだ
お金が幾らだったのか?(引き継いだ現金は¥0だったかも)、通帳は有ったのか?(多分無かった)今となっては全く思い出せません。

とにかくチケットを作るにも印刷屋、入場税、会館に対する基本料金の前納、資金繰りが大変でした。
コンサートの内容はシマヤンや真辺さんが作ってくれてたのか、当初はかかわりませんでした。
国際会館を一回やってわかりました、興行って言う物はナカナカ難しい物だって事が。
お客様がかなり入っても、中々ペイしないのです。

シマヤンに聞きました。「赤字の時はどないしたはったんですか?」シマヤン曰く「蘭売ったりしてんねや。」
売る蘭も無く、広告営業もどないしたらエーか解らん僕は思いました。こんな事やってたら続かへん。
値上げしか無い。

全体会議で¥300から¥350提案した時、「¥50は学生にとって大きいで。」と言う意見もでましたが、以外にすんなり通ったのを覚えてます。夜鳴きそばが¥60だったかの時代です。

KGQ・タイニーに加えだんだん上手くなって来たダボーズの他にも存在感のあるバンドが増えてきたっていうよりも、みんな上手くなって存在感が出来てきました。

(続)

お勧めDVD『 last waltz』

2006年03月28日 07時11分43秒 | 管理人の独り言
歴代会長からの寄稿がなかなかなくブログも固まってしまっていますので、取りあえず管理人の独り言でお茶を濁す事にします。。

週末に友人からDVDを借りてThe Band のラストコンサートをテーマにした『last waltz』をボリュームいっぱいに聞いてみました。ガースハドソンの演奏するLawleyのオルガンの体全体が震えるような響きで始まったコンサートは途中にメンバーの思
い出話が適度の長さで挿入されていて、軽快なテンポ進んで行きます。

バンドのラストコンサートツアーには確か1976年だったと思いますが、NYのパラヂアム(後にディスコに変身)でのコンサートを聴きに行きました。家内と2人で行ったのですが座ったとたんに、あちこちからマリファナが回されてきたのを思い出します。妊娠中だったので、ライブのあいだ周りの煙がとても気になって仕方がありませんでした。。

それまでは、Bob Dylanのバックバンドとしてしか余知識がなかったのですが、今回のテープで元々の名前は『The Hawks』というバンドでディランに認められて彼のバックバンドとして演奏したのは一部のメンバーだけだった様ですが、その頃にディランが彼らの事を『バンド』と呼んでいたのでで自然と『The Band』と決まった様です。彼らの元々の演奏うスタイルはゴスペル、ブルース、R&B、フォークと言ったミックスの演奏で、人に聞かせるというよりお客が楽しむ為の演奏をしていたので、ディランを聞きにくる聴衆には演奏スタイルが当初は合っていなかったようです。

漸く、1966年のツアーでディランのバックバンドとして演奏する事になりますが、そのころからthe bandのデビューまではディラン,PPM を育てたアルバートグロスマンの力が大きかった様ですね。『last waltz』ではギタリストのRobbie Robertsonが中心になって構成されていますが、彼はその後の『The Band』にはほとんど参加していないようですね。『last waltz』で燃え尽きたように思えます。

1999年にリードボーカル、ベースを担当していたRick Dankoが逝去した以来バンドは活動していないとの事です。しかし、このフィルムに登場する面々がいかに昔若かったか驚きの映像ですね、Eric Clapton, Ringo Starr, Neil Young, Ron Wood, Dr. John, and Stephen Stills.といった面々に女性陣ではジョニーミッチェル が抜群の歌と演奏を聞かせてくれてます。みんなで歌う『I shall be released』も良かったです。是非、一度機会があったらご覧ください。