歯科心身症

1999年、歯科心身症を発症して。

薬のことなど(追記あり)

2017-06-28 08:29:21 | 日記
nimonimo0148さま
『歯医者が怖い。』を買ってくださってありがとうございます。
そして早くも読んでくださったみたいで嬉しいです。

あの本を書いたのは2006年。発症から7年経って、当時としてはもう十分な時間が経ったと思っていましたが、あれからさらに11年経った今思うと、まだほやほやしていたころです。
でも、基本的な考えは変わっていないかも。
とにかく、大事なのは、病気の仕組みに気づくこと(ストレスによる歯への神経の集中、それがまたストレスとなり、負のスパイラル)に尽きる。それに気づかせてくれるのが医者(私の場合、小野繁先生)と、薬(私の場合、SSRI)です。
薬は最初、ルボックスとセディールとデパス、次いで、ルボックスとソラナックスのみになり、それが三、四年、減薬期間も含めると五、六年は続いたかと思います。
あの本を書いたころは、のみ忘れた日が続いたのでのんでなかったかも。でも歯医者にいって再び調子が悪くなり、パキシルになったもののパキシルがあわず、ジェイゾロフトに変わった記憶があります。
どっちにしても、2010年代に入ると薬は不要になって、不安時や、歯が痛いなどの症状が出たときソラナックスだけ処方していたような記憶があります。
代わりにのんでたのは、漢方で、自分の体質から、
「柴胡桂枝乾姜湯」
というのをのんでました。
これは今も、折々にのんでます。



薬は、とにかく初期のひどい時は処方されたものは必ずのんだほうがいいというのが私の実感です。
減薬は、のみ忘れがつづくなどして、「これってのんでものまなくても同じじゃね?」と思った時がタイミングだろうと。
今思うと「痛みの初期」にも、痛み止めなどの薬はのんだほうがよかった。
と、つい先日、腰椎ヘルニアで起き上がれなくなった時と、さらに今月、軽いむち打ちになった時、感じました。
検索すると、むち打ちが長引くのは、初期に痛み止めをのまず、痛みに耐えるなどしたために、脳に痛みの回路ができてしまうという意見もあった。
その真偽はともかく、ちょっとうなづけるところがあったので、とにかく初期の凄く痛い時は痛み止め(処方された「ロブ」錠)をちゃんとのむようにしました。
一週間はほぼちゃんとのみ、その後は漢方薬の「桂枝湯」をのんでました。
今、痛みがほとんどなくなったのは、そのおかげかな〜と思ったり。


でも、むち打ちみたいな一時的な痛みならともかく、生理のたびにくる頭痛&歯痛は、困りますよね。
生理がなくなった今、その手の痛みから解放されましたが、天気の悪い日とか大変だった。
私の場合は、犬の散歩などで外に出ると、ちょっと良くなったりしたのは不思議でした。


あのころ、痛み止めはなるたけのまないようにしてたけど(ナツシロギクのサプリとかのんでた。これも少し効いてた)、のんでもよかったかな、とも今にして思います。



(追記)nimonimo148さんのブログをよんで「薬剤誘発頭痛」というものがあることを知りました。やはり痛み止めも一週間くらいが限度なのかもですね。
私の場合、痛み止めってあまりのんだことがなくて、ソラナックスなど抗不安剤のんで寝てしまってたから、痛み止めの怖さ知りませんでした。
ソラナックスもだらだらのんでいい薬ではなく、あくまで「頓服」と聞きます。
私が数年間のんでたのは、SSRIで、これが中心となって、症状を抑えていたのかなと。
ほぼ症状がなくなってからはずっと当帰芍薬散やら、柴胡桂枝乾姜湯やらもっぱら漢方だったっけ。







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