歯科心身症

1999年、歯科心身症を発症して。

症状が遅れて出てくるわけ

2017-07-16 19:07:47 | 日記
私の歯科心身症の症状、発症した18年前もそうだったのですが、
あとから思うと凄いストレスがあって、
それが一段落して、ホッとした時、噛み合わせの違和感があったり、非定型歯痛があったり、
とにかくホッとしたあと、出てくるという仕組みがありました。



不思議だな〜と思っていたのですが、きょう、
『モラハラ環境を生きた人たち』(谷本恵美)
という本を読んでいて、少し腑に落ちるところがありました。


モラハラ環境にあった人は、むしろモラハラを仕掛けてくる人から離れてからのほうが精神的に不安定になるのだというのです。
しかしそれは、決してモラハラを受けた側がおかしいとか、おかしくなったというのでなく、
「長い間、じわじわと傷ついてきた心は、安心とともに、離れてから痛み出すことが多い」
「安心したからこそ、傷ついていた心が、やっと自分の『傷つき』を感じ、痛みを訴えはじめた」
というのです。


歯科心身症の症状は、心で感じるには重すぎるのでカラダに出てくるという説明を昔受けたものですが、
一段落してホッとして歯が痛くなったり、噛み合わせがおかしく感じていたのも、やっと心身が痛みを感じる「余裕」が出てきたからかもしれない。

などと思ったことです。

さて、ゲラやらねば!

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