初老のうさぎの闘病記

2016年9月、仕事中の有機溶剤の暴露による急性中毒になる。
その闘病記である。

防爆扉の内側

2017-04-20 08:18:24 | 労働環境

作業する部屋は30㎡(20畳)程の広さで
内部に「パスボックス」が2か所ありました。
パスボックスとは「クリーンルームと外部と材料や書類をやり取りする為の扉」です。

クリーンルームwikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%A0

完成品を洗浄する機械が2台 うち1台は未稼働でした。

クリーンルームなので専用の服装と薄いマスクを着用しての入室となります。

完成品を洗浄する機械で濃度100%のIPAを使用します。
機械の外部タンクにIPAを補充する時にIPAの入った一斗缶を専用のポンプにセットするのですが
一斗缶の蓋を開けて真空ポンプにセットする際にかなり吸い込みます。

「防爆扉」の中の部屋、「IPA 100%」を扱う場所でありながら、使用するマスクは薄い飛沫防止の軽装備
もちろん、ゴーグルもありませんでした。(防塵メガネ着用)当方視力矯正メガネ着用

配属された時はその軽装備でも問題ないんだろうと思ってました。

真空ポンプに一斗缶をセットした後、廃液として出てくる使用済みIPAを回収するために
空の一斗缶にジョウゴをセットして足元に置いて、廃液タンクから時々計量カップを使って
コックを捻って出てくるIPA廃液(100%濃度変わらず)を一斗缶に戻す作業がありました。

この作業が一番のIPA暴露の原因ではないかと思ってます。

あと、膝の高さより下に顔を下すと息が出来ないくらいの揮発したIPAが溜まってるのも原因の一つだと思います。

換気は機械内部に若干の吸い込みと天井から吹き出しが確認できました。
ただ、機械が作動してるときは機械の作業用扉を閉めてますが、少し開いてるとIPAの揮発した匂いが強烈にしました。

作業終了後、機械内に残っているIPAを抜き出して一斗缶に戻して、廃液としてクリーンルームから搬出します。

この様な作業環境の中で私は延べ6日間、時間にして42時間働きました。

続く・・


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