楽しい♪楽しい♪犬まみれ生活。

犬のしつけインストラクターとして、3匹の飼い主として、思いつき行動派のB型人間としていろいろ思う事をつぶやいていきます。

2006-11-30 | Weblog
練習場でプライベートレッスンをしていらっしゃる方々にまぜてもらって、レオ君のアジリティー練習をしました。
その後、小さめの囲いのなかに入って 他の犬になれる時間。

ゴールデンレトリーバー2頭・ラブラドールレトリーバー・ジャーマンシェパード・オーストラリアンコリー・ボーダーコリー・ドーベルマンの7頭

私の好きな時間 犬同士のからみを見ること。

最初はやはり他の犬の上に前足をかけることから始まる。
弱い犬(服従性のある犬)は、それをやられると必死に逃げるもしくは、マウンティングされてしまう。 しかし、強い犬(ドミナン(支配性の強い犬))は逆に前足をかけようと反発する。そして、お互いに前足の掛け合い。そして、首を甘噛み(試し噛み)。
犬は怪我をさせるほどの喧嘩をせずに、上手にじゃれたりしながら上下関係を試します。
この行動って、人間にもしてきますよね。
人にジャンプしてくること、座っているときに足の上に乗ってくる事、じゃれながら甘噛みしてくること。全部、相手の出方を確認してるのです。
たとえば甘噛み:これをゆるしていると、犬は「この人は弱い。自分より下。」と理解し、だんだんと甘噛みが強くなったり、何かいやなことをされたときに 強く噛んできます。強く噛むことにも何の戸惑いもなく噛んできます。
だから、犬の行動はどういう意味があるのか、ボス犬ならこういうときどうするか?を考えると、飼い主がどうするべきかわかってきます。
犬って、犬なんです。どんなにかわいくても、小さくても、犬なんです。

よい飼い主

2006-11-29 | Weblog
本日2回目のレッスンだったシーク、ダルメシアン4ヶ月の飼い主様の犬を飼う上での意識がとても高い。
犬の正しい飼い方を調べて、その通りに徹底してやっている。
正しい飼い方を知っていても、なかなかかわいい愛犬となるとそれができなかったりする家庭が多いが、そこは一貫性のあるしつけをしてる。
一貫性 これが大事
いろいろなしつけ方法、訓練方法があるが、犬や飼い方の違いによって効く効かないがある。どんな方法を使う場合でも、一貫性のあるしつけをすることが大事。
たまには許すとか、今日は特別、では犬は理解しませんよね。犬に例外は理解できません。

訓練やしつけを行っている事に、「犬がかわいそう」という方がまだ沢山いる。
訓練の様子を横目で見て、「かわいそうに・・」とぼそっと言われても、考えの違う人のことはほっておいて、自信を持って、普通に訓練をすればよいと思う。
ただし、噛むくせを治す為に強くリードを引く場面では「噛んじゃダメ!」と、周りの人に聞こえるように 大きな声で言うと良いと思う。そして、良い行動をした時は、大げさにほめる。周りに聞こえるように ほめる。

そういえば、少し前にテレビでやっていた 犬のしつけチャンピオンみたいなので、ほめまくるトレーナーが出演してたっけ。一日に何千回と「よーし!」を言ってるみだいだけど、結局その人も、ダメな行動にはリードをしっかり引いていた。誉める事と叱る事はどっちも重要ってことですよね。

本日のレオ君。
日中にレオ君のいる部屋でパソコンをいじっている間、レオ君をバリケンから出してあげた。いい子にしていれば 自由も与えてあげれる。
            

アジリティー練習とお好み焼き

2006-11-29 | Weblog
今日は夕方6:30から練習場でアジリティーの練習。
私の師匠、ドッグス知多の山脇夫妻に誘ってもらって、山脇夫妻+ブラン・ケビンと私久保田+預かり犬レオ君 で練習。
レオ君はまたまた途中で逃走をはかったが、少しづつだが日に日に上達してくのが見える。

その練習後 山脇家でお好み焼きを作ってごちそうになる。
山脇夫婦は大食い!!しかも忙しい生活をしているのでいつも夕食が10時前後。
ということで本日の夕食も9時半ごろから食べ始め。
お好み焼きには、玉子一つを乗せ その上に大量ででかいサイズのイカとブタ肉。その上に大量のチーズ。  ダイナミック

山脇家と出会ってから 私のお腹は確実に大きくなっている。
山脇さんいわく、トレーナーは多少サイズがないと 大きな犬に対応できないからね!!



クリッカートレーニング

2006-11-27 | Weblog
夕方に クリッカートレーニングを始めましたぁ。
まず最初は、
 クリッカーの「カチン!」の音 = ご褒美がもらえる
を教えます。
 「カチン」エサ。「カチン」エサ。「カチン」エサ。
の繰り返し。エサはどんどん与えるので、小粒でカロリーの低いものを使います。
レオ君の口はとってもデカイので、一粒を上手に与えて レオ君も指を噛まないように上手にたべるのがお互いに大変。
次は、エサを片手に クリッカーを違うほうの手に持ち、レオ君がアイコンタクトをしてくるのを待つ。 これが意外とすぐにできた。
レオ君の表情がとてもかわいい。
「何したらエサくれるわけ???」ってな表情で 眉をピクピクさせながら チラッとこちらの顔を見る。 

愛らしい。 

今日の午前中に起きたバトルでいらいらしていたが これで少々癒された。
私の目を見る「カチン」 = エサ をすぐに覚えたらしい。
”エサトレ”も続けてやっていくので、これでおなかいっぱいになってはこまる。今日はここまで。
「ハウス」(クレートに入る)を言って、最初は私の顔を見て「エサくれー。入りたくない。」と言っている感じだったが、私がエサとクリッカーをもって待っていると クレートに入った!!
「カチン」&エサ!!

 
 

今日のレオ君

2006-11-27 | Weblog
今日は練習場で、レオ君とアジリティーの練習。
なかなか上手に動けるようになってきて、”楽しい”と思うのもつかの間・・・・
今日もまた、レオ君は走行中にどこかへ行ってしまう。普段のバリケン生活で身動き取れないぶん 自由な時間を見つけてぶっ飛びたいのか、ものすごい勢いで リング内を走り回る。私の”ついて!”の声もしらんぷり (-ー”)
そしてまた、置き去りの刑。

車を見えないところに移動させて、こっそりレオ君の様子をうかがう。
「あれ~、どこいっちゃうの~」てな顔してる。
しばらくして、戻って再度挑戦。 
そしてまた レオ君は勝手に走り回る。何度も練習をしていると 疲れてくるのか ハードルも楽しそうに飛ばない。でも、疲れてるような顔しても またまた走り回る。走り回る元気があるなら、ハードルを飛べ!!

やってる最中にレオ君の歯が私の手首にしっかりあたった。意図的行為。
  バトル開始!!!
私リード引く。 レオ歯を見せて抵抗する。私レオを仰向けに倒す。レオの負け。
はぁーーー。精神的に疲れる。
私のリーダーとしてレオに対する行動が 甘いときがあるから レオが隙を見ては逃走はかったり、歯を当てて挑戦してくるんだろうなーーー。
はぁ。

合同練習の日

2006-11-26 | Weblog
毎週日曜日は合同練習の日。
1時間目は アジリティークラス。飼い主と犬が一緒になって障害物競走をする感じ。こんなに楽しい競技をたくさんの人に知っていただきたい。私も、預かり訓練(正しくはリハビリテーション)中のレオ君と練習中。コースの途中でどこかへ行ってしまう時はいらいらする。 これで、私とレオの距離感が知れる(**”)

            
       
2時間目は 合同練習。 レベルに分かれて 普段個人レッスンでやっていることを ほかの犬たちと一緒に行う。家でできて当たり前のことが ほかの犬の前ではなかなかできない。慣れていない所で言うことを聞かせる大事な練習です。
3時間目は 社会性クラス。 犬だけ大きなサークルスペースに入れて飼い主様には隠れていただき、犬同士が慣れるようにする時間。
 この時間が一番スキ。犬同士の行動を見ていると本当に面白いし、しつけを教える立場として たくさん学ぶことがある。 初めて参加するこは隅のほうに固まって動かないが、2回目からもしくは後半には 少しずつ動き出しなれてくる姿が見れる。 この時間中、きっと私の顔は ニヤニヤしてるでしょう。

レオ君って・・

2006-11-25 | Weblog
レオ君の問題行動がしばらく出ていないと、”よしよし”してあげたいし、ボール遊びも思いっきりやいたいのに、すこしやさしくしてあげると すぐにまた問題行動の甘ったれレオが現れる。
どうして、世間にはたくさん問題の無い犬がいるのに、レオ君は普通に飼うとダメ犬になるのーーー!!!と叫びたくなる。


世間には 訓練・しつけを気にせずに飼ってきているのに 問題行動のない犬たちがたくさんいる。散歩風景を見ても引っ張っていない犬や庭で放し飼いになっていても吠えてない。
我が家で昔飼っていた 雑種のナナちゃんも 問題なく17年間平和に暮らしてた。
訓練 したことなし。お座りはできたかな。
トイレのしっぱい 最初はあったかもしれないけど、ちゃんと決まったところでできた
散歩 引っ張らない リードなしで歩ける
無駄吠え ゼロ。 吠えたのを聞いたことがない。

なぜ?? って思い出すと、家族がべたべた犬と生活していなかったのかも。
寝るときは当然別のへや。 ナナは犬小屋どころか サークルやベットさえなし。家のどこかで寝てたのでしょう。 
あとは、父母が ダメなものはダメ!と普通にしつけていたのかも。

最近聞く 問題行動のあるわんちゃんは すべて「かわいそうだから・・・。」であまやかされている。
外飼いはかわいそうだから、家の中で。
人間だけおいしいもの食べてかわいそうだから 一口あげる。
リードが突っ張ってかわいそうだから、犬にあわせて散歩してあげる。

お宅のワンちゃんは 犬 ですよーーー!!人間ではありませんよーー!!
と大声で言いたい。

いくら家庭で簡単に飼えるように改良され繁殖されてきたとはいえ、 犬 です。
飼い主が ”犬とは”を理解して飼わないと、それこそ 犬がかわいそう!です。

レオ君も 2年間で作り上げられてしまった 超臆病性質と支配性質を軽減できる飼い方に変えていきます。
がんばろーね レオ君

犬輸送の日

2006-11-25 | Weblog
       
昨日は犬・猫輸送業。

朝6:40知多にある事務所を出発し、まずは浜松の依頼主様のお宅へ犬と猫を引き取りに。
2匹とも15歳の老犬&老猫。アメリカから引っ越してきたらしく、一度飛行機での長距離移動は経験済みということで、車での長距離移動も慣れているようで、一つ安心。

浜松を9:15頃出発途中休憩をいれながら 順調に成田空港ちかくのホテルまで長距離移動。 無事15時にホテル到着!! 飼い主様とホテルで再会し無事ペットの引渡しを終了。

相方と ホッ と胸をなでおろし、「さて帰りますか~」 と気を抜いた二人・・・
往路は道を間違えて 到着予定時間を遅れてはいけないと 地図と標識をしっかりチェックしながら行ったのだが、 往路は・・気を抜いてしまった。

べらべらしゃべりながら運転していたら 首都高に入りそこない 羽田空港に到着。 Uターンして首都高へ・・。渋滞 ちょろちょととしか動かない。午後4時すぎてきて車もだんだんと増えてきた。
ラジオを聴いているとなんと 事故渋滞にはまったらしい。
二人とも超前向き。決して「あそこで右に曲がっていれば、今頃東名に入って・・」とは言いません。おかげで東京の高速道路というものを覚えることができた!都会の夜景はうつくしい!などポジティブにいかないと人生だめになるなどいいながら まったく二人に反省と後悔という文字はない。

成田のホテルを出発してから3時間半後に やっと東名高速に入れた。 なが~い道のりだったわ

その後は順調に知多まで帰ってこれましたー。知多到着0時。 
すべてが順調ではなかったが、何よりも、お客様の犬と猫を無事にお届けできたことと 事故なしで日帰り成田ドライブが終了したので よかった(^^)

とほほ・・・

2006-11-22 | Weblog
日課のレオ君のお散歩。
レオ君は”えさトレーニング”というものを受けている。通称”えさトレ”。

朝と晩の散歩中に普段あげていた分量のえさを与える。与え方は、数メートル脚側歩行したら止まり、人間が止まったら犬も止まりお座りをする。アイコンタクトをしてえさが数粒もらえる。というもの。
リードを引っ張って自分勝手に歩こうとしたり、猫や落ちている何かに向かってとびだしたりしたら、その時点で散歩は終わり。その時の食事も終わり。次の散歩の時間までえさはがまん。トイレも済ますまもなく終わってしまった場合は、トイレも次のチャンスまでがまん。
でもちゃんと歩ければ、えさは分量ぶん食べれるし、散歩も長い距離と時間を満喫できる。

レオ君の問題点は、怖いところで歩きたくないという主張をする。猫や落ちているゴミに向かって飛び出す。それをやめさせようとリードを引くと、リードをもっている人に噛み付いてくる。
自分より強い人(お父さんと訓練士)には噛み付かないが、奥様や娘さんにははむかう。女性に30kgの犬に力で勝つのは難しいです。 そこで、レオ君が自宅に帰った後でも、冷静に歩けるように えさトレをして 飛びつかない、飛び出さない、わがまま言わないという生活を身に着けてもらうようにしています。

私が レオ君をお預かりして えさトレをスタートして以来、最初の2日ほどは猫に飛び出して散歩を途中で終了したことがありましたが、ほとんどえさを食べきれる散歩ができてました。 
ところが本日の朝、 久しぶりに 落ちているゴミ袋に飛び出してしまい、玄関から5メートル歩いたところで終了。

さらに、
お昼の時間に、アジリティー(犬の障害物運動)の練習をしようと練習場へ行った時のこと、走っている最中に レオ君はそのコースから離れ 逃走を図ろうとしました。そして、椅子の上においてあった 私のトレーナーをくわえ、振り回しながらリング内を我が物顔で走り回る

あったまにきました。

リングの真ん中にレオ君をつないで、車でその場をはなれ木の陰にかくれ 置き去りの刑にしてやりました。 超あまったれレオ君は 誰も回りに居なくなると とっても不安 動物園の猛獣たちのように行ったり来たり。

これも、べったり生活を送ってきたために築き上げられた性格で、臆病性格を修正してあげる必要があり、その為の試練でもあります。

話は長くなりましたが、そんなことがあり本日は少々憂鬱

レオ様

2006-11-21 | Weblog
現在集中トレーニング中のレオ君 ゴールデンレトリーバー30Kg2歳

8ヶ月の時から訓練を受けており、「すわれ」「ふせ」「ついて」などは彼にとっては簡単! 
何が問題かというと、”超怖がり” ものすごく怖がり。 暗いところで 風吹かれて 落ち葉やビニール袋が飛ぶと、 もービックリ!!
怖いところに行くと 自分自身をコントロールできないのでしょう、おろおろそわそわ。
そして、その先に行きたくないと思うとSTOP。飼い主の奥様がリードを引っ張って進もうとすると、逆ギレをして噛み付いてくる。
散歩中猫や落ちているゴミを見つけると 突然飛び出していく。30Kgの犬なので奥様や娘さんは転ばされてしまう。

そんなレオ君を10月29日から お預かりして パニック状態にならないように なったときでも すぐに命令を聞き入れ落ち着いた生活が遅れるように ただいまリハビリ中。

うちに来てから、もうすぐで1ヶ月がたつ。
毎日訓練・訓練・訓練でいろいろな場所に連れ出している結果 パニックになる状態が
かなり少なくなった。怖がっていても こちらの命令を聞けるようになった。

自宅に返した後でも、この状態でいられるように中途半端ではお返ししたくないので、まだまだ気の抜けない毎日をおくります。