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映画・演劇のレビュー

『キューティーハニー TEARS』

2016-10-13 22:13:43 | 映画
21世紀のキューティーハニーは、『ブレードランナー』だった。心を持つアンドロイドの痛み、なんていう使い古されたパターンを今さら持ち込んで、ダークな世界観でハニー・フラッシュ!
なんて、なんか冗談じゃない。西内まりやがとてもかわいいし、かっこいいのだけど、それだけでは、彼女のプロモーションビデオでしかない。これでは『キューティ・ハニー』である必要性もない。



頑張って作り込んだ未来の世界も、中途半端。別に大予算を組んで凄いビジュアルを見せて欲しいわけではない。だけど、3月に毎年作られる(8月の子供用ではない)劇場版『仮面ライダー』レベルのビジュアルでは、おとなの観客はだませない。せめて、シュワちゃんではなくコリン・ファレルが主演した『トータル・リコール』くらいの世界は見せて欲しい。



まぁ、それより、なにより問題はこのお話だろう。ストーリーの面白ささえあれば、少しくらいの安っぽさは我慢できる。でも、お話がまるでつまらない。世界観が確立できてないからだ。こちらのほうが中途半端ではNGだ。お金がなくてもアイデアがあれば乗りきれたはず。



下層世界とタワーの上に広がる上層世界に分断された世界。この世界を支配するメインコンピューターを破壊せよ、とか、もうありえないわ。ありきたりであるばかりではなく、どこにも新機軸がない。
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