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はじめまして。 (Jay)
2005-02-13 19:42:17
ゆーさんのリンクから、たどって参りました。

「コリア系日本人」として、朝鮮民族としても、日本人としても誇りを持っている…というところに、共感を感じました。



詳しくは、ゆーさんの所にも書いたのですが、再度自己紹介をさせて頂きます。

僕は祖父が日本人でそれ以外は中国人(漢族)で、母の故郷の北京で生まれ、3歳で日本へ帰国し、以来ずっと日本育ちです。

自分の民族構成は4分の1日本人(大和民族)、4分の3漢族で、国籍は日本国籍のみ、苗字も普通に山本なので、日中混血の日本人です。

家庭環境から、同じような日中ハーフの友達も多く、日本国籍の友達は、みんな普通に日本人として自分を認識してたので、ゆーさんのHPを読み初めは「何なんだこの人?!」と思いました。(失礼)

なんか、ゆーさんの書いてる内容を読み、すごく曖昧でずるく感じたんですよね。



自分の場合、大和&漢族系日本人という事になります。

コリア系日本人という言葉、いいですね。

僕も、中国人の血を引く(…というか、そっちの血の方が多いのですが)日本人として、Pontakaさんには共感する所が多く、とても交換を持ちました。



でも、最近ふと「俺ってなんで自分を日本人だと認識してるんだろう?」と思う時もあります。

今日もずっと考えてて、その考えるきっかけを与えてくれたのは、PontakaさんのBlogなのですが(感謝!)、たぶんそれは僕の国籍なのだと思いました。

普通に日本国籍で日本人として生まれたので、周りも当然僕を日本人と扱って、ただ「あ、お母さん中国人なのね、ハーフなんだ」という反応だったので、自分は母親が中国人の日本人という認識で来ました。

でもよく考えると、祖母も中国人なので、体に流れる血は漢族が4分の3です。

でも苗字が山本なので、海外へ行っても日本人として扱われましたし、周りもそう見ます。

だから自分は日本人だとアイデンティティーが育ったのかな?とも思います。



兄弟は4人で、男ばかりの4人兄弟ですが、弟たちを見ても普通の日本人なので、なんか不思議です。



みんなどこで、自分を何々人と認識するのでしょうか?!

これからも更新を楽しみにしています。

ちなみにサッカーの北朝鮮戦は、自分も声をからして日本を応援しました。

昨年の夏のアジア杯の最終決戦の中国戦でも、死ぬ気で日本を兄弟全員で応援していたので、やっぱ俺たちは日本人だなあ…と、しみじみ思いました。

でも、すごい不思議なんです。自分の事を中国人だと思えば、思えない事もないのですが、もう日本人としてのアイデンティティーが確立されてるので、中国人だとは思えないのです。



長文失礼しました。

でも、僕たちのように混血の人って、どこで自分をどちらかの国の人だと認識するのでしょうね?!

本当に不思議です。



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トックじゃなかった・・・ (HIRO)
2005-02-13 21:54:17
親子丼の玉子とじをつくるのが面倒でこのレシピを思い付かれた、という経緯に衝撃を受けました。僕にとってはあの半熟の玉子とじこそ親子丼の命であり、あれなくして親子丼の系譜といえるのか、と思うわけです。でもおいしそうなので今度作ってみます。



あぁ、それにしてもトックってなんなのでしょう?コリアン系の方々は皆御存じらしいトック。昨日の「今度トックのレシピ挙げます」を見て、いよいよ謎が解けると期待していたので、ますます気になってしまいました。
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トックは次かな (pontaka)
2005-02-13 22:54:59
>HIROさん

いやあ、確かに半熟の卵とじこそ命なんですけど、あれってむずかしいですよね。ということで、鳥重は親子丼の系譜じゃないです。雉重の親戚ですね。トックは次回か次々回かな?

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Jayさんへ (pontaka)
2005-02-13 23:41:01
ようこそ、いらっしゃいませ。「国籍と民族」でも書きましたが、どちらの国の人か、と聞かれれば、「自分の国籍」がどちらか、ということでしょうね。これは全く自明のことなんですが、感覚というのは人それぞれだと思います。確かに生まれたときの国籍というのは、とても大事なことだと思います。ゆーさんの例では、彼女は二重国籍として生まれたため、現在日本国籍を自主的に選択したとはいえ、まだどっちつかずな部分があるのだと思います。しかも彼女の血には、ルクス人のものは流れていないわけで、ルクセンブルグとのつながりは国籍という紙一枚だったわけで、それがなくなった今、よけい悩む部分があるのかもしれません。

でもこうやって悩むことができるのも、とても貴重な体験だと思います。普通に日本で生まれ日本で育った、先祖代代の生粋の日本人にはできない経験ですから。経験というのは、絶対に無駄にはならないです。悩むことで人は成長し、それを乗り越えたら、また新たな悩みが出てくるのだと思います。悩みなしの人生ほど、薄っぺらいものはないと思いませんか?
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Unknown (田舎っぺ)
2005-02-14 00:09:23
もう在日問題とかどうでもよくなるくらい

食欲をそそられるブログでした・・・・(失礼)

私はホッカホッカ亭でアルバイトしてたことも

あって親子丼は得意です。

しかしそのレシピだと焼き鳥丼っぽいですね

今度試して見ます。
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美味しそうですね (さく)
2005-02-14 01:58:57
pontakaさん、こんにちは。

コメントありがとうございました。実はずっと覗いておりました。いろいろと考えさせられております。



ところで、このレシピ、見ているだけで本当に美味しそうですね。

早速作ってみます。うまくできるかなと心配ですが、私は卵をとじるのが大好きなので卵でとじてみようと思います。もちろん、錦糸卵がうまくできないという技術的な問題もあります。(笑)
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Pontakaさんへ (Jay)
2005-02-14 18:23:39
丁寧なレス、ありがとうございます。

Pontakaさんには、知性を感じます。

Pontakaさんはコリア系、僕は中国人との混血系、でも同じ日本人なのですよね。

なんだか、しみじみしてしまいました。

これからも更新楽しみにしています。



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こんにちは (dochitebouya_usa)
2005-02-19 08:55:55
pontakaさん、きてくださってありがとうござい舞下。初めてお邪魔します。自分は1998年から米国に移民している日本人です。

食べものの話題はいいですね。そのレシピでご飯今食べたいな~。



昨夜、韓国・日本料理のお店で夕食をとりました。お店は日本語情報誌に「在日の人達が気軽に集まります。貴方も仲間になりませんか」とのせているお店です。

メニューにはゴーヤチャンプルもあるし、ちりめんジャコご飯・韓国豆腐サラダと色々です。

とにかくおいしいので自分は時々いきます。



奇妙に聞こえるかもしれませんが、おいしいさとは別に、このお店の家庭的・日本的雰囲気・印象が自分を引き寄せてもいます。



LAで見る韓国のお店とは一線ひかれています。知り合いの米国人もそういいます。



なんだか不思議ですね。



これから探検しますね。それではまた。
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こんなふうに思うのですが。 (丸い)
2005-02-19 12:16:29
日本は後発の帝国主義国であったため、欧米のようには植民地経営というものに慣れておらず、欧米諸国がそれぞれの植民地で行ったように現地住民を徹底的に奴隷として使役してしまうことはありませんでした。それこそが、いまだにこんなに「恨み」を買う原因になってしまってるのです。

朝鮮を併合(植民地化)しておいて、奴隷化どころかかえっていいことをたくさんやった。それは朝鮮の人にとってみれば”たまらない”わけです。征服(!)したやつらが自分たちの近代を作り、ハングルを普及させ、ビルや鉄道や橋も作ったというと、朝鮮の人たちにとって見ればそれこそ”たまらない”わけです。

一方的に日本が悪いのであれば、「お前ら悪いことをしたけれども、俺たちは頑張ってこういう国を作ったのだから、何とかしよう」と言えるけど、日本人がいいことをしてしまったために朝鮮の人たちのプライドをかえって傷つけてるわけです。反抗期の少年が、「今のおれがあるのはおやじのおかげだ」なんて言う気にもならないのに似ていると思います。「おやじのおかげだ」というためには、少年がきちんと自立して自らが親となり、そこで素直に「おやじのおかげだね」とおやじに向かってもらせるのだと思います。朝鮮の人たちからの数々のいちゃもんは、この素直に「おれたちがいまあるのはあの統治のおかげだ」と言えないことから発しているのだと思います。

戦後補償の問題にしても、条約で一応政治的に決着はついてる。もうこれ以上日本が謝る必要なんてないわけです。しかし、上記のレベルでの「恨み」は消えることはないわけです。「恨み」というかもっと適切な言葉があるようにも感じますが、もちろん、彼らが「恨み」の感情を持つことはやむをえないと思います。自分の国を「植民地化=併合=征服」された国民が抱いて当然の感情でしょう。

そこに配慮するとき、ただ「当時の帝国主義的世界史的状況では併合は当然だったし、その補償は既に終わった。」と言ってもまさに反抗期の少年の苛立ちを誘うだけだし、「恨み」を買ったのは現実なんだから、それへの配慮を含めて微妙な言い回しが必要になるでしょう。。それがどんな言い方になるか今の私にはわかりません。

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また改めて (pontaka)
2005-02-19 22:51:23
>丸いさん

植民地時代が一体どうだったのかは、難しいところですね。確実にいえることは、百人いたら百人とも感じ方が違ったのではないか、ということです。例えば抗日運動一つとっても、北側のほうが盛んだったようですし(この事実が、現代でも韓国人の北朝鮮人へのコンプレックスを形成しているようです)、この話はまた改めて取り上げたいと思います。
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