ぽんしゅう座

映画を観るくらいしか趣味のない男の、雑談です。

■ SCOOP! (2016)

2016年10月11日 | ■銀幕酔談・・・「今宵もほろ酔い」
話しの核となるべき福山雅治の「無粋なやさぐれ感」が芝居っぽく類型的で、からむ二階堂ふみのキャラも上滑り。後半、怒涛の展開と裏キャラたちで懸命に巻き返すも、すでに手遅れ状態。「憎み切れないろくでなし」は簡単なようで、役者の素のイメージに左右されるので難しいのです。

1985年の「盗写 1/250秒」というTV映画が原作だという。誰が都城静役だったのか調べてみると、なるほど原田芳雄だ。相手役は斉藤慶子(当時24歳、可愛かった!)。さすが昭和。断然、こっちのほが説得力のある配役です。

「無粋なやさぐれ感」を自然に演じるためには、役者本人が普段から醸し出しているイメージ(作り込んだキャラ)が重要なのです。じゃあ、今なら誰が適役なのかと40歳代後半の男優の顔を思い出してみても、全然浮かばない。原田芳雄も、萩原健一も、松田優作も、哀川翔も、いなくなって久しい平成の日本映画界なのです。

(10月9日/TOHOシネマズ)

★★★
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