草堂

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浜野まゆみ 白磁百合形小向付

2017-05-20 | 浜野まゆみ

横から見ると、百合の花に似ているのがよく分かります。浜野まゆみの、白磁百合形小向付です。

これは高台が丸くなっています。丸い高台は、ロクロを使って削り出します。こけしに似た形の『シッタ』という器具をロクロの中央に据え、うつわを被せてカンナ(鉤形の刃物)で削ります。そのとき、うつわの素地を傷めないようシッタに布を巻きます。浜野さんが見た江戸時代の百合形小向は、この布目が残っていたそうです。ふつうは、布拭きして跡を消すものなんですが……。

「何でだろうと思っていましたが、実物の白百合を見てわかったんです。ほんとうの百合の、花びらの奥に細かいしわがありました!あの布目まで表現になっていたみたいです」

百合の花のかたちをしたうつわをつくる、というより、やきもので百合の花をつくる、に近い作り手の意欲を感じます。

それに気がつく浜野さんもすごい。

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