twitterから出て来た有名人に「燃え殻」さんという方がいて(本名は非公表)、この方が面白い。何でも美術製作会社に20年ほど勤めているかたわらにtwitterで発信を始め、それが面白いと話題になり今は小説を出すところにまで来たとのこと。
その「燃え殻」さんが人生相談で「理不尽と性欲とをなかったことにすることはできない」という事を言っていて、妙にしっくり来ている。性欲の方は知らないが、理不尽は確かに「そのくらい飲み込め、大人なんだからそのくらい受け流せ」と言われても無理なものは無理である。仕事というのは本来は契約に基づいてお金を受け取るものであり、そこに感情論は出来るだけ排除されるべきである。しかしながらそこに「理不尽を受け止められない」という感情が入ると、信じられないような拗れ方をする。これは自分自身でも経験のあることである。
歴史を紐解けば、こう言った感情のもつれで歴史が動いてしまったことも珍しくはない。明智光秀が信長を本能寺で討ったのも一説には「皆の面前で饗応の失敗を責め立てられた」からと言われる(異説もあるが、自分にはこの説が一番しっくり来る)。理不尽に対して取るべき反応というのは難しいし、今でも良い対応策というのは思いつかない。多分自分は今でも理不尽な応対をされたら許せないだろうし、これは死ぬまで変化しないだろう。
ただそれでも、かつてのスウェーデン人上司の言うがごとく、感情的にすぐやり返す、というのだけは止めた方がいいだろう。別に我慢する必要はないが、何かしらやり返すにしてももう少しやり方を考えた方が良いという事である。難しいが。
感情的に
その「燃え殻」さんが人生相談で「理不尽と性欲とをなかったことにすることはできない」という事を言っていて、妙にしっくり来ている。性欲の方は知らないが、理不尽は確かに「そのくらい飲み込め、大人なんだからそのくらい受け流せ」と言われても無理なものは無理である。仕事というのは本来は契約に基づいてお金を受け取るものであり、そこに感情論は出来るだけ排除されるべきである。しかしながらそこに「理不尽を受け止められない」という感情が入ると、信じられないような拗れ方をする。これは自分自身でも経験のあることである。
歴史を紐解けば、こう言った感情のもつれで歴史が動いてしまったことも珍しくはない。明智光秀が信長を本能寺で討ったのも一説には「皆の面前で饗応の失敗を責め立てられた」からと言われる(異説もあるが、自分にはこの説が一番しっくり来る)。理不尽に対して取るべき反応というのは難しいし、今でも良い対応策というのは思いつかない。多分自分は今でも理不尽な応対をされたら許せないだろうし、これは死ぬまで変化しないだろう。
ただそれでも、かつてのスウェーデン人上司の言うがごとく、感情的にすぐやり返す、というのだけは止めた方がいいだろう。別に我慢する必要はないが、何かしらやり返すにしてももう少しやり方を考えた方が良いという事である。難しいが。
感情的に