スウェーデン生活+その後

2010-2013年スウェーデン在住、今は日本在住。雑記・スウェーデンのニュースなど
*情報はあくまで当時のものです。

京都その11

2016-10-31 00:13:13 | 日本国内旅行(京都・2016)
この水路閣、何かというとはるばる琵琶湖から京都に水を引いてきた用水路の一つなのである。なんといっても歴史ある古刹の中を通すという事で、景観にも最大の注意が払われた。
Wikipedia「琵琶湖疎水」
着工は1885年。この時期、京都は明治維新の際の戦乱で荒れ果ててしまっており、新しく京都に水運を作り産業を育成することが望まれたのである。しかしながら当時日本は開国したばかり、まともな土木技師が簡単に見つかろうはずがない。まだ日本が学術も技術も「お雇い外国人」に頼りきりだったころの話である。
横須賀その3
白羽の矢が立ったのが当時工部大学校(現在の東京大学工学部)を卒業したばかりの田辺朔郎であった。当時の工部大学校は教授も外国人が多く、ほとんどの授業は英語で行われていたという。田辺はその5期生である。現代の我々からすれば「授業が英語!それは凄い!」と思うかもしれないが、現在でも開発途上国などでは、英語圏でないにも関わらず大学での専門分野の授業を英語で行ない、教科書も英語のテキストを使っている国は幾らでもあることをお忘れなく。田辺は1861年の生まれであり、計算すれば琵琶湖疎水の仕事を任せられたのは25歳の時となる。若い力が国を動かしていたのだ。
Wikipedia「田辺朔郎」
Wikipedia「工部大学校」
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