モヴィエ日記

映画の感想とか、いろいろです。

熟読しろでは熟議にならん

2017-05-15 00:36:15 | Weblog
「ご隠居はん、いてはりまっか」
「おう、おまはんかいな、まあこっちゃ入り」
「しかしご隠居はん、わたいが来たらいつも新聞読んではりますなあ」
「ああ、熟読してるで」
「それはやっぱり、安倍さんが熟読してくださいって言わはったからでっか」
「あほなこと言いなさんな、なんであいつの言うこときかなあかんねんな、でも面白いことにな」
「わっはっは」
「まだなんも言うてへんがな、ほんでそういう意味の面白いやなくて」
「ほたらどういう意味の面白いことですねんな」
「安倍は”自民党総裁としての考え方は、相当詳しく読売新聞に書いてありますから、是非それを熟読していただいてもいいのでは”って言うとんねやけどな」
「はいはい、ほんで野党だけでなく与党からも批判が出てましたな」
「ところがその読売の記事の見出しには”首相インタビュー”って出とんねや」
「へえ、ほんまでっか、そらおもろい」
「面白いやろ、読売としては自民党総裁にではなく、内閣総理大臣にインタビューしたつもりやってんな」
「ほたら読売に訂正を申し入れやなあきまへんがな、あれは首相としてではなく自民党総裁として喋ったんでっせって」
「ほんまやな、読売に抗議するべきやな」
「そもそもそんなもん区別付けようっちゅーほうがおかしいんちゃいますか」
「そうやな、首相として税金から給料もろてるんやから、公の場ではすべて首相としての立場で振る舞わなあかんわな」
「なんや卑怯なやっちゃなあ」
「そうそう、卑怯さではトランプとええ勝負やな」
「ババ抜きで勝負しましょか、それとも七並べで」
「そうやなくて、トランプ大統領とやな」
「ああ、ゴルフでええ勝負やったと」
「そんなもんスコアは知らんけど、まあ卑怯者同士意気投合しとったみたいやな」
「あちらさんはどんな卑怯なことしとりまっか」
「そんなもんいちいち挙げていったらキリがないけど、最近ではFBIの長官の解任やな」
「へえ、やっぱり安倍さんに言われて長官を熟読しましたか」
「おまはんの言うてんのは新聞の朝刊やがな、そやのうて、自分に都合の悪い捜査されるかも知れんっちゅーて、FBIのコミー長官を解任しおったんや」
「なんですかそれ」
「それも突然の解任劇やったそうな」
「乱暴なこってすなあ」
「コミーさんにしてみたら寝耳に水やったやろなあ」
「コミーさんだけに寝込みーを襲われたようなもんでっか」
「しょうもないけど、まあそんなところやな」
「でも安倍さんもこないだ解任してませんでしたっけ」
「東北だからよかったの人か、あれは事実上の更迭ってやっちゃな」
「あれはどないですねんな」
「前の問題のときに辞めさすべきやったって声もあるけど、まあ当然っちゃあ当然のこっちゃろなあ」
「あんなこと言う人が内閣におったらあきませんか」
「ああ、大臣として相応しくないわなあ」
「でも麻生さんも以前、愛知県で水害があった際、”これが安城や岡崎だったからいいけど、名古屋で同じことが起きたら…”って言ってましたで、あれも相応しくないんちゃいますのん」
「おまはん、えらい古いこと覚えてますねんなあ」
「そんな人を財務大臣や副首相にしとったらあきまへんがな」
「まあ麻生は単なるバカやけど、安倍やトランプは卑怯な上に威圧的な態度が目にあまりすぎてどんならんわな」
「それでも支持してる人はいますがな」
「それも根強い支持者がな、これも困ったこっちゃな」
「あれもみんな卑怯者なんでっしゃろか」
「まあひと言で言えば、愛国者は実は愛己者やっちゅーこっちゃ」
「なんですねんなそれ」
「森友学園のニュースとか見ててもわかるやろ、ナショナリストどもは自分のことしか考えとらん、あいつらが愛してるのは国やなくて己をいちばん愛しとるんやな」
「はあなるほど」
「そうやなかったらあないに身勝手なこと出来へんやろ」
「ナショナリストは身勝手やと」
「その例としてやな、最近話題の憲法やら教育勅語やらについて」
「はいはい」
「日本国憲法も、教育勅語を否定する決議も、占領下で行われたことやから無効やって言うとる奴がおるけどな」
「はいはい、おりますな」
「じゃあそいつらは女性の参政権を認めた公職選挙法も無効やって考えとるんやろか」
「さあ、そういう意見は聞きませんなあ」
「そやろ、要は自分が気に入らんってだけのことや、占領下云々はこじつけに過ぎんがな」
「占領下でんでんはこじつけですか」
「漢字の読みと歴史をもっと勉強せなあかんわな」
「漢字の読みは安倍さんと麻生さんだけでいいかも知れまへんけど、歴史は大勢の人が勉強すべきかも知れまへんなあ」
「ほんで、もひとつ卑怯者の例を挙げたろか」
「まだおますかいな」
「なんぼでもあるで、ある元相撲取りがな」
「へえ、元相撲取りが」
「日本人横綱が出ないのは憲法のせいやってぬかして改憲すべきやって言うとるんやけどな」
「そらまたご隠居はん並みのこじつけやがな」
「わしのはこじつけやのうて、まともな意見やがな、ほんでそんなこと言うとる元相撲取りがやな」
「はいはい、元相撲取りが」
「新弟子検査のときに何をしたかっちゅーと、身長が足らんからっちゅーて頭にシリコン埋めおったんやな」
「そらまた何をしりこん」
「な、ナショナリストは卑怯者やっちゅーことがようわかるやろ」
「せやけど今度日本出身横綱が誕生したから、もう改憲の必要はないって思ってるんやろか、その元相撲取りは」
「理屈から言うたらそうなるけど、卑怯者のこっちゃから多分そうは思っとらんやろなあ」
「はあ、そらやっぱり卑怯ですなあ」
「ほんまにもっともっと勉強して認識を改めてもらわなあかんねやけどなあ」
「認識をですか」
「元相撲取りだけに、力士認識をな」
「うわあ、強引に寄り切られてしもた」
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