おもしろき ことばかりな世を・・・

ロッテと旅をこよなく愛する日記

時代は着実に進んでますな・・・

2017-07-06 20:37:53 | 千葉ロッテ
ちょっと前に出ていたようなんですが,ふと書店で手に取った,この本が面白かった。

前半は,いわゆるセイバーの数値で,まあいろんな数値があるね・・・と言うくらいの感想だったんですが(私は,OPSは好きだけど,正直言ってほかはよう分からん(苦笑)),圧巻なのは,残り3分の1くらいのトラッキングシステムに関する座談会。データマニア(というかプロ)が好き放題しゃべっているんですが,正直,トラッキングとやらがここまで進んでいるとは思わんかった。(この記事がトラッキングの大まかなイメージ)

投球の軌道や回転量が分かるPITCHf/xとやらに加え,全選手の守備位置やカバーリングなどもすべてわかるFIELDf/x,更にはキャッチャーのキャッチングの動きなどが分かるCOMMANDf/xなど,様々な解析ができるようになってきているとのこと。

まあ,ピッチング関連だけで,十分お腹一杯で,正直,「すべてのストレートはシュートしている」というのはなかなか衝撃的な言葉でしたな・・・。一部ではささやかれてましたが,千隼の軌道は実は結構イワクマンに似ていると感じられ,スライダーを覚えれば,十分勝負できるピッチャーになるように思いましたね(ピッチャーには,大きく分けてホップ系のストレートとフォークなど縦方向の球を組み合わせるピッチャーと,シュート,スライダー,シンカー等の横方向の球を組みわせるピッチャーがいるなどなど)。

どうも,ピッチングというのは,単に速ければいいとかそういうところではなくて,いかに「通常のボールとは違った変化をさせられるか」が生き残る大きな鍵になるようですね。実際に,メジャーとかでは,「このピッチャーは,既にこういうボールを持っていてこういう変化量が見られるから,むしろそれとは異なるこのボールを覚えるべきである」といった指導面にまで活用されているということらしいですね。ついでに,その方向には積極ではないとしつつ,この解析ではストライク・ボールゾーンの解析もバッチリできるので,事後的にそのデータを審判に提供し,審判技術の向上にも役立てているとか。


この種分野が日本で積極的に始まったのはやはり2013年からのようで,そういう意味では,今から始めても十分追いつける要素はあるはずなんですよね。むしろメジャーとかは全球団足並みを揃えてファンにも完全提供されていることを考えると,彼我の差は大きいですが,もはや当然持っているべき必須のデータとなることは間違いなさそうですね。

ちなみに,先行者利益を手にしつつある楽天は,この前,週刊誌で読んだんですが,こういったデータを使うときに,「このピッチャーはこういう傾向がある」とか漠然とした指示をするのではなく,梨田さんが,アナリストたちに対して,「このピッチャーはこのボールを狙えと選手に言ってくれ。それでダメなら俺が責任取るから」と言って,思い切った活用をしているらしいですね。つまり結局は,データを活かすも殺すも最後は指揮官の腹次第というところか。実際,仕事してても,新しいのに興味がない先輩とかが,「最近の若いものはパソコンとかデータベースとかばっかり見て楽しやがって・・・」みたいなことをポロッというと,最新技術を活用するという気持は,どうしようもなく水を刺されるものですからね。


ただ,確実に昭和の野球界は終わりを告げようとしています。改めていろんな記事を見てみると,90年台のうちは,データ活用の先行者でもあったとのこと。今ならまだ間に合うので,さっさと導入して,少しでも遅れを取り戻して,力弱い若い選手達の指導にも使えるようなツールとして仕上げていってほしいところですね。


さてさて,若いルーキーをみんなの前で罵倒したとの噂のモラハラ上司っぷりはエスカレートするばかり。毎度のことですけど,ホームラン打たれても怒られるし,四球出しても怒られる,あるいは打つ方に期待しているのかと思えば,守りのエラーが出たら落とす,更には若いひたむきなプレーに期待していると言ってたのに,若さゆえのエラーしたら落とすとか,もう典型的なダブルバインドの連発なんだよなあ,彼。

どんどん無気力になっていくというのは,こうした上司に当たったときのある種典型的な防御反応なんですが,まあ,それもあと数か月で終わりと思えば,耐えられるはず。We Are!の様子を見ても,選手たち相互の関係は悪くないようですから,なんとか励ましあって戦い抜いてほしい。明日はまたもや山岡くん登場ですが,今度こそはきちんと援護して上げて,若干ペースを乱しつつあるエースをたまには打つ方から支えてあげてほしいところですね。

それではおやすみなさい

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10 コメント

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早く追いつけ (mak6582)
2017-07-06 22:33:22
成功している球団を見習って早く導入するという意志は経営層にはあるんですかね。考え方が古いというよりは強くなるための情熱がなかったり、金のことを一義に考えて手を出さなかったりのような気がしますね。
コーチの出来が良くない球団ですから、データを持ってそれをしっかり活用して、というのも強くなる一つの策かもしれません。
選手がかわいそう (大垣のロッテファン)
2017-07-06 23:20:08
少し前の記事で監督が井口に「こんなに負けたことないよな。」という会話をしたというのを見かけました。

なんじゃと。連敗記録を知っている福浦は別として若い選手たちもこんなに負けたシーズンは初めてですよ!何を井口と二人でチームから浮き上がって外から選手たちを見ようとしているのか。

もうロッテに飽き飽きしているような感じを受けました。これでは選手がかわいそうです。
Unknown (jun)
2017-07-07 00:58:20
一番の好みは
「何?データを駆使して攻略してくるチームだと?ふふん小賢しい、データどんだけ揃えても俺の球は打てねーんだよ。おりゃ〜!!!ズドドドド〜ンン!!!
な、なんだ今の球、カスリもしないよ…涙」
なんですが。
ハイ、完全にそれをやられる方ですね…。

ハッキリ言ってウチは予算からいっても強者の戦略は採れないわけです。でもボスは、王道の横綱相撲を志向してるわけで。
この究極のミスマッチが、今の惨状を招いてるわけですよね。
つとむぅに最初は「野球の基礎から叩き込んで」と期待してたんですが、これだけ動かない球団の場合は自説を曲げて理論派&ゲリラ戦法に宗旨替えしないとダメなんですが、致命的に自分を変えられないですね…。
こうなったからには、球団が横綱相撲できるだけの大量補強をするか(望み薄)、データ最重視の首脳陣にするかのどちらかですが。
実は個人的には、土壇場の身売り&続投もあるんじゃないかと思ってます。

ちなみに。
こないだの日曜の(酷い)試合を観戦したファンにアンケート要請がきてました。
自由記載欄に「とにかくもっと予算を!まずはトラックマンから」と書いて送ってみました(笑)。
ホントはもっとたくさん提案あったんですが、200文字制限(すくなっ!)だったので、そこだけで。
頼むよ、球団。

しかし。
ハムはここへきてもトレードしてるんですよね。ちゃんと足掻いてるんだよなぁ…。
最後は気持ちの問題 (ハムサン)
2017-07-07 05:46:09
いやあ、時代は進んでいるんですね。
トラッキングを戦略、戦術、育成に使うのが常識になりつつあるんですね。不勉強でした。

ただいくらデータを駆使しても最後は生身の人間がやるわけですから、ポンタさんがおっしゃる通りやる気を引き出してくれる指導者、指揮官を期待したいですね。
報知は読まないもんで (むむむ)
2017-07-07 09:50:31
すみません、報知も良い記事を書くんですね(汗)

根本的に子会社ロッテ球団は親会社のワンマン(社長か専務か本部長かの管掌担当)に対して一言も言えない体質なんでしょうね。
その本社の管掌担当のエライ人が監督以上モラハラの究極の人のような気がします。
ファンや業界を見ないヒラメ社員が多く、親会社の上司ばっかり見ているんじゃないかしら(推測)

親会社が身売りしないのなら、せめて上場してもらって皆さん最低株を買いましょう。
そうなったら株主総会に乗り込み、ポンタさん軍団の論客?で積年の思いを吐露(提案も含む)したいものです。
ってセリーグの人気球団ファンの気持ちがわかるようになってきましたわ。
目指せ総会屋もどき(笑)

その前に身売りかなぁ、お願いお金持ち前澤社長!
>mak6582さん (ポンタ)
2017-07-07 21:42:41
コメントありがとうございます!

そうなんですよね,少なくとも現状のフロント,そして親会社は,野球という物自体にすっかり情熱を失っていそうですからね・・・。あるとしても,せいぜいが親会社に迷惑をかけない限度でという縛りの下ですからね。ただ,その姿勢と,データに重きを置かない首脳陣とがマッチしたのが現状だと思っていますので,頭が変われば少しはなんとかなるかなあと思ってます。

おっしゃるとおり,まともに指導できないんだったら,せめてデータに従って,選手が自ら考えてという方が良くなるかなあと思う今日このごろです。
>大垣のロッテファンさん (ポンタ)
2017-07-07 21:47:03
コメントありがとうございます!

そうなんですよね,アレ結構ムカッとしましたよねー。いかにも「俺たち,こんな負けるはずじゃないのに,えらいとこに来てしもたなあ」といわんばかりの言葉。他の選手もそんなに負けたことないし,そんなチームにしたのは,少なくとも半ばくらいはあんたの責任やろ!と。まあ,井口は,実際はうまくかわしたと思いますが(苦笑)

結局のところ,ロッテというチームに本当の愛着を持てなかったんだなあと思うところ。殿堂表彰がそんなに大事なら,オールスター終わったらさっさと身を引いてほしいなあと思う今日このごろです。
>junさん (ポンタ)
2017-07-07 21:49:42
コメントありがとうございます!

えらいよ,こんな状況でも,トラックマンをおねだりするjunさん(涙) まあ,力と力の対決は魅力的ですし,それは一つの形かもしれませんが,弱いところがデータを活用できないって,より弱くなるだけの話ですからね。特に変化球があまりにも進化しすぎた現代野球では,すべての球を打ちに行くのは無理なわけで,読みを裏付けるデータは不可欠なんだろうなと思ってます。

伊東さん,結局のところ,自分を変えないという姿勢があまりにも強すぎますからね。まあ,このお年で自分を代えるのも難しかろうとは思いますし,実際,情熱も尽きているでしょうから,淡々とお引き取り頂けばよいかと思ってます。

まあ,しかし,今日は勝ててよかった(笑)
>ハムサンさん (ポンタ)
2017-07-07 21:51:06
コメントありがとうございます!

正直,私もそこまでとは思ってませんでした,トラックマン(笑) 特に,単なる投球分析だけでなく,指導にも使えるというのは魅力的なツールだなあと改めて思いました。

ただ,おっしゃるように,最後は,データをどう使うかというのも人間次第ですからね。データと情熱を融合できるような指揮官殿に来てほしいなあと改めて願う今日このごろです(まあ,すぐには難しいかもしれませんが・・・)
>むむむさん (ポンタ)
2017-07-07 21:53:00
コメントありがとうございます!

そうですね,明らかに数字しか見てないという感じですからね,親会社も。元々がなかなか立ち位置の難しい会社で,しかもファミリーもあんなことになっているので,今更野球に情熱持てというのが難しいところではありますが・・・。

間違いなく,社会的役割を終えたというのが正直なところかなと思ってます。今年だとだいぶ買う方もお安くなっているように思いますので,情熱のあるオーナー殿にお買い上げ頂きたいなあと思うところです。絵を買うのと同じくらいなら,いっちょやってみません,ZOZOの方!?

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