山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

1 日産リーフ(電気自動車)

2011-12-19 00:32:48 | 産業・技術
エコプロダクツのことを書こうと思うのですが、どうにもまとまりがつきそうもありません。しかし、当面整理できる見込みもないので、とりあえず、思いついたものから取り上げていこうと思います。
まず、関心のある自動車関係からです。走る時に二酸化炭素を出さないクルマといえば、やはり完全な電気自動車で、その代表となるのが「日産リーフ」です。

★日産自動車にて



日産リーフには、リチウムイオン電池が積まれており、それに充電することによって、最大200kmくらい走れるようです。リチウムというのは反応性の高い物質のようですが、耐熱や耐衝撃などの安全策はとられており、今まで電池の事故は起きていないとのことでした。



電気は車体の前(鼻?)の部分から充電するようになっています。

★NECにて
ここで、もう1台(2台目)の日産リーフを見かけて驚きました。



日産リーフに使われている電池はNECグループの合弁会社オートモーティブエナジーサプライ株式会社が開発した高性能のリチウムイオンバッテリーが使われているとのことです。(日産のブースで聞いたところによると、上の写真の看板の中に紹介されているお弁当箱のようなリチウムイオンのバッテリーが、日産リーフ1台に48個も搭載されているそうで、電圧は24kw/hだそうです。)

充電装置もNECが手掛けているのでしょう。



今後、日本各所にこのような充電設備が設置されていくようです。


★NCS(日本カーソリューションズ株式会社)にて



もしかして、これも日産リーフでしょうか?(3台目?)

この会社は、自動車のリースをしている会社であり、現在、NTTグループの事業所を電気自動車の貸出し拠点として、NTT会社間でカーシェアリングをしているとのことです。
NTTが使っているクルマは、日産リーフのほかに、三菱の軽自動車アイミーブもあるようです。



ここにも、充電装置と充電中の様子が展示されていました。



いずれにしても、エコプロダクツの会場で別会社によって「日産リーフ」が3台も展示されているのは驚きでした。

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★感想

電気は、原子力発電所の放射能漏れ事故問題なども起こり、原子力発電には大きなリスクがあって、安全策や廃棄物処理などのために、コストもかかることが考えられます。火力発電などすれば、そこで二酸化炭素が発生するわけで、走行時に二酸化炭素が出ないからといって、地球上に二酸化炭素が排出されないわけではありません。しかし、各家庭で太陽光発電をするなどの発電方法も発達する見込みであり、また、余った夜間電気を充電しておくなど、無駄のない効率的な電気の利用方法が発達すると予測されます。車に貯めた電池を逆に家庭の電化製品に使うこともできるようで、電気自動車は蓄電機としても使えるということを三菱自動車などもアピールしています。

今後、電気自動車の利用拡大、発達の方向性は変わらないと思いますが、一方で、ハイブリッドやガソリンのみを使って走る車も無くなるわけではなさそうです。何を動力に換えるかというだけの問題であり、ガソリンはガソリンでも原料が石油ではなくバイオ燃料などからできたガソリンも考えられます。例えば、家の暖房が、電気・ガス・石油などと色々あるように、車も多様化するのかもしれません。





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