山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

「ナタリー・シュトゥッツマン」ついに行った

2017-05-20 00:15:48 | 音楽


<歌曲の森>~詩と音楽 Gedichte und Musik~第22編 
ナタリー・シュトゥッツマン シューベルトを歌う
第2夜 水車屋の美しい娘

に行ってきました。



ナタリー・シュトゥッツマンさんは、コントラルトの声楽家です。フランス人です。

you tubeでこの人のとりこになってしまって、いつか本物の歌を聴きに行きたいと思っていたのですが、この度、飯田橋のトッパンホールで公演があり、ついに実現しました。



実は、第1夜が一昨日あって、こちらは室内楽の伴奏でした。本当はこっちに行きたかったのですが、行こうか行くまいか迷っているうちにチケットが完売してしまったのです。結果としては、当日券が10枚くらいあったらしいですが、当日行っても買える保証はありませんよね。

17日分が完売しちゃったと知り、急に、これは19日を逃してなるものかと思い立ちました。ピアノ伴奏のシューベルトは、それほど好きだとも思っていなかったので、最初はこれを聴きにいくのは全く考えていなかったのですが、今度はいつ来日してくれるのかもわからないのですから、意を決しました。

それに、私は学生なので、一般6500円のところ、3000円で買えるのです。しかも、後ろの隅のほうなんだろうなと思っていたら、一番前の席だったのです。端ではありますが、本当にすぐ近くで見ることができて感激でした。

最初に舞台に出てきたときは、わあ、本物だ~と感動しました。今、このすぐそばの距離で、この人と、このひと時を共にしているんだと。

声はそれはもう、きれいですし、表情豊かで素晴らしいです。

この人は、普通の女性声楽家のようにドレスなんか着ないで、男性のような黒い服です。靴もヒールなんかなくてペッタンコで底が柔らかそうな感じのものでした。
しかし、本当にかっこいいです。

3回アンコールを歌ってくれて、一番最後にソデに入るときに、手を振ってくれました。
そのときが一番人柄が通じた瞬間でした。

ピアノのインゲル・ゼーデルグレンさんは、かなりのお年のようでしたが、長年、伴奏を担当していて、息が合っているようです。



シューベルトの、この「水車屋の美しい娘」については、私はよく知らないのです。プログラムに内容の解説や歌詞の翻訳がついていますので、それを読んでなんとなく知る程度でした。

そのような無知ゆえに、やはり言葉の壁があり、歌を聞いても直接には意味がわからないということで、日本語の歌に比べると感動が薄いのではないかなと思いました。

また、クラシックというものは、観客は受身だなと思うし、演奏者も何もしゃべらず、音楽だけで伝えるので、お互いの意思疎通が希薄なのではないかと思いました。
観客の反応って、すべてが終わったときの拍手しかないように思います。

そして、演奏が終わったときに、ひたすら拍手をしていると、アンコールをしてくれるわけですが、「アンコール」とか「ブラボー」とか言う人は1人もなく、ただ手をたたき続けるのみ。普通そういうものなのかな?
日本人って、感動して拍手してるのか、礼儀(アンコールをするのが習慣)で拍手してるのか、区別がつかないのではないかと思うのですね。

やはりロックとクラシックって違うなあと思いました。
私は、どちらかというと「ライブ参戦」ってやつがいいかな。やる方も全力投球、聴くほうも、全力投球って感じがいいかな。演奏者が「みんな楽しんでる?」って聞いてくれて、客が答えるような相互関係があるほうが好きです。

クラシックも、演奏するほうは1時間以上歌い続けているし、実際には大変だと思います。にもかかわらず、声楽家は息を切らすこともなく、疲れた様子も見せず、すごいですね。ピアノも弾き続けです。

でも、それが、演奏者も客も淡々としているように感じてしまうのは、ロックのライブなんかと比べるからなのかもしれません。

これは、クラシックの特徴なんでしょうね。

そんなことを考えながら帰ってきました。

会場で販売していたCDを買おうかと思ったのですが、やはり言葉がわからないので買ってまで聴かないかな?どちらかというと、シューベルトより、バッハやヘンデルのほうが好きなような気がします。

サイン会もあったようですが、そこまでしなくてもいいかなと思い、残らないですぐに帰ってきました。

まあ、とにかく行ってよかった。本物を聴けてよかったです。
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