山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

7 ハイコーン(包装資材の最小化)

2011-12-22 23:30:36 | 産業・技術


エコプロダクツで見た物を紹介していますが、いざ内容を書くとなると、結構大変で困っています。そこで、とにかく、1番書きやすいものから書くことにしました。

このハイコーンという会社名?商品名???MIN=MAXというのが会社名かと思ったら、そうではないらしい。最小=最大 最小資源で最大効果を!という意味らしいです。



実は、この会社は1番最後に、もうへとへとになっていて出口に向かっていたところにありました。目に入ったものは、なんと、ガイジンの社員さんが、ビール(発泡酒?穀物酒?)を6缶ずつみんなに配っている姿です!!!
えっ?どうやったら貰えるのかな?アンケートに答えるとか、整理券とかあるのか???



よく見ると、別に何かと引き換えている様子でもありません。その会社の役職みたいな雰囲気の外国人が突然やってきて、缶の山を崩して、見学者に気前よく配っているのですよ。思うに、もう最終日の片づけの時間がせまっているのです。これだけの缶をトラックに積んで帰るよりは、配っちまった方が手っとり早いのかな~。それにしても1人6缶とはすごいな~。

持ち帰るの重いけど、もらいたいな。頑張って持ち帰るかな。
そう思って、今でき始めた列に並びました。なんかみんな展示のところに置いてある紙を持っているので、とりあえず私も持ってみました。それを持ってると、「単に酒が欲しい」のではなく、「この会社のことを理解しようとしています!」みたいに見えるから。引換券じゃないけど、なぜかみんなそうしてるんだ。

どっちかっていうと、今配ってる酒より、後ろのハイネケンのほうがいいけどな~。まあ、そんなこと言ってられない。もっと後ろに並んだら、無くなっちゃうかもしれないよ。なんて思っていた。



並びながら、展示をみると、この白い半透明の暖簾のようなものは何だ?メガネのフレームみたいな形だけど、つながっているよ。



太陽の光で分解されるそうだ。

あっ、6個の缶を結束しているやつなんだ。

だから、缶はバラさないで、そのまま1人6缶ずつ渡しているのですね。

これは、エコパッケージなのですね。
日本のスーパーで缶ビール売り場を見ると、だいたいボール紙で6缶ずつまとめられています。(板紙マルチパックというようです。)あるいは、持ち手のついた透明のビニール袋に6缶ずつ入っています。
ところが、これは、まさしくこれだけなのです。

そして、持ってきた紙に書いてあった説明によると、このビニールみたいなものは「100%リサイクル可能な低密度ポリエチレンで、太陽光などの紫外線によって、無害な不活性物質に分解される」のだそうです。

「ハイコーンとは? 包装資材の最小化(ミニ)によって、コストの削減や環境負荷軽減効果、さらには消費者の利便性および製品売り上げの最大(マックス)を同時に実現します」
ということのようです。

この低密度ポリエチレンの結束帯によれば、板紙マルチパックに比べて、CO2排出量が約9分の1であり、廃棄物の量は約15分の1であり、生産に要するエネルギー消費量は約4分の1だそうです。

これは、偶然、商品をもらったからというのもあるけど、かなりインパクトありましたね。

かなりの重さに耐えるほど丈夫な感じで、手にもぶら下げやすいものですが、そのままむき出しにぶら下げて帰るのも恥ずかしいので、持っていたレジ袋に入れて持ち帰りました。
注意点と言えば、明るいところに長期間置いとくとばらばらになっちゃうから気をつけないとね。

帰宅すると、夫がハイネケンのほうがよかった、これはまずい、などと言っていたけど、すごい土産です。



記念に写しときました。スーパーで見かけるようになるかな?



↑結束されてるの見えますか~?


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