山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

安川電機のドライアイス洗浄ロボット

2016-09-18 09:14:14 | 産業・技術
昨夜、テレビ朝日「世界が驚いた日本!」で、日本の空港のことをやっていた。
そこでは、日本ならではの、きめ細かい人によるサービスや安全対策、機械システムによる精密な作業等が紹介されていた。

この番組を見ていると、毎回、日本という国はいつのまにこんなに至れり尽くせりに発達してきたのだろうと驚く。高度成長が終わり、その後はバブル景気があり、バブルがはじけた後の失われた20年がやってきて、リーマンショックだのもあり、経済は低迷し、近年は日本の産業に関してあんまりよくないイメージを持っていた。しかし、それにもかかわらず産業や技術はあきらかにものすごい勢いで発達していたのであって、それも、海外の真似をするのではなく、日本独自の工夫や能力を駆使して、さまざまな物を開発し運用しているのだった。それは日本人の勤勉さによるものであろう。

昨夜の空港の紹介では、荷物を自動的に分類して確実に仕分けながら目的の場所に運ぶベルトコンベアー(荷物につけたバーコードを多数の方向から確実に読み取り、移動に対応させる)にも驚かされたし、危険物を感知する装置なども発達していることを知った。

その中で、これまで知らなかった機械で驚いたのが、空港の滑走路や誘導路に埋め込まれている照明を洗浄する機械ロボットの存在だった。

説明によれば、ノズルからドライアイスの粒子が噴射され、それがライトの表面と汚れ(飛行機のタイヤカス等)の間に入ると膨張して隙間をひろげ、こびりついている汚れが浮きあがってはがれる仕組みになっているそうだ。

そのドライアイスの噴射装置は、車と一体になっており、車を作業位置に停車させ、運転席にあるモニター画面で、地上に埋め込まれたライトの位置を確認し、洗浄部分として設定すると、車後部下にあるドライアイス噴射ノズルが、所定の位置や望ましい角度に動いて、自動的にライトにドライアイスの微粒子を噴射させて汚れを洗浄するというものであった。

映像をみていると、そのノズルのアームに「YASKAWA」という文字が読めた。これが、この装置の製造会社なのだろう。
それで、さっきインターネットで探してみたところ、安川電機という会社であり、ドライアイスブラスト洗浄の産業ロボットを作っている会社であることがわかった。
金属の表面などもドライアイスできれいにすることができるようだ。工場内で金属部品を洗浄するロボットなどもあるようだ。ブラストとは吹きつけるという意味らしい。

ドライアイスは、二酸化炭素なので、空気になってしまうから、界面活性剤などで洗うのに比べたら、後始末も不要である。(ただし、狭い密閉空間で作業をする場合は、二酸化炭素が充満して酸欠になる恐れがあるので注意が必要。)

ドライアイスの噴射による洗浄方法自体は、もともと欧米諸国で20数年前から行われており、その後日本でも採用されてきて、このような装置を製造している会社も複数存在するようだ。工場などではごく一般に行われている方法らしい。

その方法を、車と一体化した洗浄ロボットとしたことにより、羽田空港では、1個当たり10秒程度でライトを洗浄してしまうことができるようになっている。

昨日の番組内では、個人的に、この装置に関心を持ったので、備忘のために書いておくことにした。

関連情報サイト:

http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1005038.html
滑走路の安全を支えるはたらくクルマたち

http://www.mekatoro.net/digianaecatalog/sanki-sougou/Book/sanki-sougou-P0282.pdf
滑走路埋め込み灯器洗浄車

https://www.yaskawa.co.jp/ YASKAWA

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« スキンヘッドのバス運転士 | トップ | 横田基地・・・敗戦の面影 »

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL