ものがたりグループ☆ポランの会 公式ブログ

稽古の様子や出演者について気ままに更新!

観世音の済度

2017年06月21日 | 公演
みなさんこんばんわ。
ポランの会のマスコット鈴木太二です。

実を言うと先ほど八月公演のミニステージのチラシを描き終えまして
やっと眠れる僕は自由だと思った矢先にブログのことを思い出し、今半泣きでキーボードを叩いています。
そんな…(何か上手いことを書こうと思ったが頭が回らなかった)
みなさんは予定は計画的に立てて下さい(迫真


さて、今回は前回に引き続き「十力」について書こうと思います。

山本くんも書いてましたが、十力は宮沢賢治の作品において重要なウェイトを持つ言葉です。10個の力と聞くと、少年の心をくすぐられますね。
僕は全く無知の状態でこの言葉を聞いた時、ヒーローが悪者をやっつけるみたいなすごい力なのかもしれない!と思いました。
「瑪羅門の家族」とか「ゴッドサイダー」
みたいな。

いま後ろで見てる友達が「例えが古すぎる」と言ってますが気にしません。

それはともかく、子供みたいですが許してください。
僕がこの言葉を聞いたのはだいぶ昔、本当に子供だった時なのです。
その時、父が、特に御仏の十力について噛み砕いて僕に教えてくれました。
それについて書きたいと思います。(山本くんが正式な名称を書いてくれてたので名前は省きます。順序は同じです)
御仏の十力とは
道理を基準に物事を判断する力
原因の結果と結びつきを知る力
悟りへと至る道筋を知る力
人の性根を見分ける力
人の好みや志向を知る力
心がいかなる世界にあるかを知る力
行こうとしている先を知る力
過去の一切を知る力
生まれ、死ぬときやその様子を知る力
悟りの世界すべてを知る力


わかりやすく言えばこう言うことになると思います。
力というか、感覚に近いように思いますね。
心の持ちよう、とでも言うのかな?
この中の1つでもきちんと身につけば、きっと日常の辛いことからだいぶ救われるのではないでしょうか。
そう思うと、一般に宗教が広まる理由が隣人愛にあり「悪意から救われる」という一種の逃げ道であるという事を考えるとこの十力の概要は納得のラインナップと思えますね。


なんだか肩が凝ってきたので
可愛いカルガモの雛をどうぞ


ふわふわや〜
癒されるんじゃあ^〜

癒されたところで、僕が気になるのは
「道理を基準に物事を判断する力」
「原因の結果と結びつきを知る力」

これは前に僕が語った「虔十公園林」で言われた「十力」ではないかな?と思っています。

つまるところ、今を形成する原因は過去にしかなく過去を知ることは問題の原因を知る事、そして自分そのものを知ることにもつながります。
道理の根本とは、あらゆることが「縁」によって起こり、消えてゆく「縁起」と「無執着」(仏教においては「空」とも言います。これについて説いてるのが般若心経ってばぁちゃんが言ってました)の理法にあるそうです。
虔十が近くにいて、林を育て、周りに開き、その中で薫陶を受けて大成した博士に確かにあった「縁」。
まさに誰が賢く、誰が賢くないかはわからないものです。
お話の中とは言え、これらを瞬時に悟った若い博士は大変に聡明ですね。

十力の1つ1つは言葉で説明されれば
「なんだ、なんてことないじゃん」
と言うような内容のものですが、実践するとなると途轍もなく難しい、それこそ仏様のような慈悲がないと出来そうもないことばかりでした。

ただ、僕にも出来そうなことがあります。
それは
「自分を生かしている縁を観てきちんと感謝すること」
です。

こんな単純なことですが、立派な智慧の一端です。
明日からは笑顔でみんなに優しいたいじさんになろうかな。
でも僕が優しくしてるとみんなに変態だのおかまだの言われるんですよね。
どーしろちゅうの。
まあ、僕のことはともかく、これをずっと心に刻んでいれば、僕らの頭にも「十力の金剛石」、降ってくるかもしれませんよ?



こんなとこですかね!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
来月の今頃はポラン寄席が開催されているかと思います。
鈴木も三作品ほどに出演することになっておりますので、是非是非お越しください。

役者一同、お待ち申しております!


ねむい うま




7月23日(日)
ポラン寄席 10:30開演
宮沢賢治イーハトーブ館ホール
入場料:500円
お出入り自由


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