ものがたりグループ☆ポランの会 公式ブログ

稽古の様子や出演者について気ままに更新!

永訣の朝、優しい世界

2017年06月13日 | 公演
みなさんどうもこんにちわございます。

ポランの会1の役者の屑鈴木太ニです。
最近めっきり暑くなってまいりましたね。
鈴木の部屋はカーテンがない上に高いところにあるので朝日がきつすぎて寝苦しいことこの上なく、過ごしにくい季節になりました。
そしてそろそろ夏の悪魔たるセミの到来が近づいて来ています。
誰か助けて(切実



そんな嘆きは兎も角、今日もポランのみんなは元気に稽古でございました。
七月の岩手遠征に向けての稽古を少々と、八月の公演に向けて「土神と狐」の稽古をやりましたよ!



僕は実はポランの会の中では最も新参で、1月の本公演の時も突貫工事で虔十公園林を作ったのでまだまだ甘い部分が多く、1からボスの彩木と親分の小川に指導を頂戴しております。
出来ないのに見栄を張るのは見苦しいですからね。
土神の心を理解する為に日々言葉と向き合います。とても僕と近いところのある土神ですが、僕は人間で、人間的な感情に慣れてるから土神の慟哭に似た感情を御せるんですけど、土神はきっとそうではない。だって神様ですから。
土神の感じていることをより繊細な心で感じたいです。

そしてなんといっても今日の見所は、樺の木役の中島の




北斗神拳究極の秘奥義「天破の構え」‼︎‼︎‼︎‼︎


嘘ですごめんなさい。
でもそっくりなんです。気になる人は天破の構えでグーグル先生に聞いてみてね!
「天地魔闘の構え」でもいいよ!
でも中島、美しく立って!
今の君はフツーのおっさんだよ!

おっさんはさておき
僕は樺の木を演ずるならどんな感じがいいかな?と考えた時、ギリシャ神話に出てくる月桂樹になった乙女「ダフネ」を思い出しました。
割と有名なのでご存知の方も多いと思いますが、ダフネの話はとても面白いので読んでみてください。
ざっくり言うと太陽神であり(この辺は諸説あり)絶世の美男子であるアポロンが健康美を誇る乙女ダフネに惚れて執拗に追いかけ回す…書いててなんですけどなんというか非常に気持ち悪い(男が)話です。
イケメンとはいえオトコが追いかけてくるんですよ。
僕のものにおなりって言いながら。
全裸で。


全 裸 で!!


きしょくわるぅ!!
絵画とか像は全部素っ裸です。しかもこの方自分を振った女性や美男子を不幸にさせることでも有名です。ちいせえな!
その妹であるアルテミスも負けず劣らず中々香ばしい性格をしてるので、興味があれば調べてみてください。

妹といえば、僕は7月には宮沢賢治が亡くした妹を想って書いた「永訣の朝」を語らせていただくことになってます。
この作品に触れるまで知りませんでしたが、とし子さんて大変な才媛で人気も高かった方だったんですってね。
興味深いのが賢治ほどの思想家で信仰の篤い人物が、輪廻や来世に触れることなく唯妹の死に限りなく寄り添った、優しく彼らしい文章となっていることです。
その後の「松の針」では
「わたくしにいっしょにいけとたのんでくれ」
とまで書いています。
一番の理解者であった妹を亡くした賢治の心はいかばかりか。
この後の作品が死生観についてのものが多くなるのは、様々な信仰に触れた賢治がいろんな角度からその教えにアプローチをかけ、ほんとうのさいわいについて考えたからなのかもしれません。
永訣の朝には妹とのやりとりが短く記されていますが、お互いに気持ちを正しく汲み取りあっている優しさが、切ないこの物語を、そして静謐な全体の美しさをさらに高めているようで、僕はとても好きです。
僕にもいますが
お兄ちゃんにとって、妹っていうのは、可愛いもんなんですよね

今度は僕が賢治の心に寄り添う番かもしれません。
そして出来れば聞いてくださる皆さんの心にも!

と、いい感じで文章がまとまったように思うので、この辺で筆を置きたいと思います。

次回の更新もお楽しみに!

たいづ




7月23日(日)
ポラン寄席 10:30開演
宮沢賢治イーハトーブ館ホール
入場料:500円
お出入り自由


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