”家族の皆様すみません、何でもやりますから許してください。”と心の中でつぶやきながらついフレームポチしてしまいました。それから一週間、でかい箱がやって来た。
関税払って受け取った。
数年前から次に手に入れたい自転車は概ね決めてあった、アマンダの鉄のフレーム、コルナゴマスターX、デ・ローザネオプリマート、カザッティーの鉄フレーム。アマンダは注文してから3年ほど待たねばならないらしいが3年先にはこの世に居ないかもしれない。コルナゴは現行モデルの実物見たけど何か魅力を感じなかった、コルナゴ坊やが描かれていた頃のやつが好きだったんだけれど今は無い。カザッティは良いけど高すぎて手が出ない、鉄なのに約35万円超、いくらなんでも取り過ぎなんじゃないトランスファープライス?。そんな事を考えている時に、たまたま手ごろな値段でネオプリマートを購入するチャンスが出来たので貧乏なのに無理して買ってしまった。
到着した荷物を早速開けてみると、当然”ブツ”が入っているわけで。サラッと確認、センターは出ているようだ、ねじ穴は塗装被ったまま(事前の質問では加工してあるはずだが)で予想通りだったが特に大きな問題は無さそうだ。 自分的にはメタリックブルーのこの感じが何ともセクシーで好みだ、Redも良いと思ったけどこれにしてよかったな。
全体 付属のシートポスト(おまけ的かもしれない)
ウーゴ.デローザ クロモリ製ベントフォーク
Fディレーラー取り付け部
取りあえず手持ちのパーツ+好みの路線を重視して部品をかき集めた。 今後しばらくというか生きている内に再度購入する事は無いと思うので(自信ないけどたぶん)長く乗れる一台を目指した。とは言うもののけっこう現実路線になってしまった感があるのだけれど。
フレーム:デローザ ネオプリマート ウィグルより購入
ヘッド :丹下 1インチITA サイクルベースあさひより購入予定
ステム: deda シム追加 ウィグルより購入シムはあさひより購入予定
BB: 105 オクタリンク 109.5 ITA ウィグルより購入
チェーンホイール: FSA メガエクソ カーボン 手持ち
ハンドル: deda 420mm ウィグルより購入
ブレーキ: カンパケンタウル 手持ち
ブレーキレバー: シマノ 手持ち
シフター:Wレバーダイヤコンペ フリクション 手持ち
ワイヤー類 手持ち
バーテープ 手持ち
フロントディレーラー カンパベローチェ直付け ウィグルより購入
自作工具 ホームセンターより購入
*各ねじ穴の塗装剥離、バリチェック&削除、
この作業は地道にゆっくり行なった、一つ間違うとフレームがお陀仏になる危険が有る為だ。例によって目がみえなくて虫眼鏡を駆使して何とか終了させてクリーニング。
*ヘッドパーツ圧入
高価な工具が必要だが当然持ってない、インターネットで検索するといろんな方が既にやられているようだったので自分も真似してやってみた。まずはホームセンターで自作工具の材料を仕入れた、総額数百円。
次に圧入前の下ごしらえとしてフレームの圧入部分の測定とヤスリがけによる修正をおこなった、当然だけれど100分代の精度とかの真円出しは賛否が有るようだがやっていないし工具が無いので出来ない、自分的にはそこまで必要だとは思わないのだが、根拠無いけど。
苦戦の末圧入完了、始めまっすぐ入り込まなくてやり直したが根気良く行えば(内径をペーパーやすりで少しずつ広げてゆく)ハードルは高くないと思う。それよりもヘッドパーツの選定が面倒で時間が掛かった、それもこれもイタリアンクロモリフレーム独自の規格品サイズのヘッドセットが少ない為だ。自分が知らない事も有り勉強させてもらった。詳細は省略するがカンパは高いのでイタリアン1インチの丹下製アヘッド用を使用した。
自作圧入工具
*B.B取り付け
これが一番厄介だった塗装の入り込みがきつくて取り除く為にかなり時間がかかった。当然だけどねじ山だけの対応で外側のフェースカットはしていない。フェースカットについても賛否が有るようだが、自分の考えでは必要ないと思っている、これについては根拠は有るが記載は省略する。
塗装がまんべんなく入り込んでいた。
ここまで終了してしまえば主要部分はOkなのでしばらく放置しておくことにした。
放置状態
自転車に無関心のワンコウが退屈そうにとなりで見ていた
続く