今、書いておきたいこと。
やっぱり、気になることだからアップしておきます。
今、被災地からの瓦礫の受け入れが、話題になっています。
『被災地の復興のために、受け入れるべき!』という見方と
『環境のことを考えて、受け入れるべきではない!』という見方。
(札幌の上田市長も拒否しましたよね。よかったぁ・・と思います。)
私は後者に賛同しています。
なぜなら・・・、
瓦礫のすべてが放射能汚染について細部まで調査され安心できない限り、
動かすことはしてはいけないと思っているからです。
だってね・・・、燃やして『大気に放出されない』という保障はまったくないし、
放出されてしまってからでは・・・、もう二度と収集することはできないのだから。
その責任は、国でも負えないのだし、
残念だけれど、『安全だ』という国の基準は、まったく信用できないんだもの。
市民団体や環境団体、それにたくさんの人たちが反対しているのには、
それだけの根拠と意味があります。
(薬害エイズことや、水俣病などもね、その他にも国が認可していたことでも、
・・・害があって、それを認めるのにたくさんの人たちが犠牲になって、
当事者の方がさんざん苦しんで苦労して・・・、
何年も経ってから、裁判でやっと認めて保障したりしてたでしょ。)
そして、その汚染の拡散の影響をすぐに受けてしまうのは、幼い子ども達であり、
命と成長にかかわる大切な・・・大地や大気、水。
循環して、地球上のすべての生命に関わってきてしまいます。
『なんで・・、瓦礫を運び出さなきゃないのかな?それが今復興にいちばん大事なことなの?』と思っていたら、こんな記事がありました。
「笑止千万!みんなの力で瓦礫処理」
http://blogos.com/article/33513/
これは、田中康夫氏の記事です。読んでみてください。わかりやすい!って思いました。
そして、徳島県。
目安箱にこんな意見のメールが。『ガレキの受け入れを拒んでどうする!東京を見習え!』
それに対する環境整備課の回答があります。読んでみてくださいね。
http://www.pref.tokushima.jp/governor/opinion/form/652
とても明解な回答だと思います。
だってね本来、自治体や行政が守らなければならないのは・・・、
そこで暮らす人たちの生命の安全なんだもの。
自治体がそれを放棄し、利権や国の思惑にのってしまったとき・・・、
その地と暮らす人たちを守ってくれる組織はなくなってしまう。
『被災地のために、瓦礫を運び出し、受け入れて処理するのは当然』
この政策の方向性は、地震で東電福島第一原発がボロボロの状態になり、
(ほんとに、わたしたちが想像している以上に、ボロボロ・・・)
もう後戻りができない放射能汚染の問題を抱えてしまった今の日本にとっては、
違うように思うのです。
(本来は、責任者であるその企業が企業生命をかけても、すべての責任を負い保障して
対処しなければならないはずなのだけれど・・・、
なんでか、まず税金がどんどん使われていくのも、やっぱり変だよね)
『じゃあ~、瓦礫はどうしたらいいのだろう・・?』の解決方法を、
てんつくマンが紹介してくれた記事をみつけちゃいました♪
それが、
宮脇 昭氏 「いのちを守る300キロの森づくり」です。短い動画なのでみてね!
ヘドロも木にとっては貴重な栄養分。
(財)地球環境戦略研究機関 国際生態学センター
宮脇 昭(みやわきあきら)氏による、震災によって出た大量のガレキを再利用し、
土地本来の本物の森による防潮林(防潮堤)の提案VTRです。
※宮脇 昭氏(みやわき あきら 1928年(昭和3年)1月29日 )は、
生態学者、地球環境戦略研究機関国際生態学センター長、横浜国立大学名誉教授。
持ち出さずに現地で、調査して処分する。使えるものは、森つくりの資源にする。
放射能汚染されているものは、放射線がしっかりと外へ出ないように固めてしまう。
そうやって、
被災地の方も私たちも、安心できる方向性で、処理をすすめていってほしいって思います。
そして、しっかりイメージしようっと!!緑が豊かになっている東北を♪
追記:
放射能による体の変化や症状が日本中から寄せられて、地域別、症状別に分類されているのが
「みんなのカルテ保管庫」のサイトです。
http://sos311karte.blogspot.com/
ご家族や自分が、
「こんな症状・・・今まではなかったなぁ・・・」という方がいたら、ぜひ見てくださいね。
なにか、共通することがあるかもしれません。
あたたかい国を、これからみんなで創れますように
決してあきらめないで、笑顔ですすみたい♪