ぽんぽこタヌキの独り言 Solilokui dari Rakun Pompoko

日本を見て、アジアを見て、世界を見て、徒然なるままに書き記す、取るに足らない心の呟き

「ライオン」の話

2017年04月19日 00時07分09秒 | Weblog

以前「2つのライオンの島」という記事を書いたと思うが、これは、アジアにある2つの島国、「セイロン」と「シンガポール」のことであった。

同じ視点でエリアを広げ、「アフリカ大陸」に目を転じてみると、「西アフリカ」に、元イギリス領の「シエラレオーネ」='Sierra Leone' という国家がある。この国名の語源は「ポルトガル語」らしいけれど、その意味は「ライオンの山」らしい。

「ライオン」は、英語では 'Lion' と表記し、これは「雄ライオン」を意味する。「雌ライオン」を表す場合は、「ライオネス」='Lioness' となる。

「インドネシア語」では、「シンガポール」の「シンガ」='Singa' が「ライオン」を意味し、これは、「雄ライオン」である。「雌ライオン」を表す場合は、「シンガ・ブティーナ」='Singa betina'となる。「マレーシア語」では、’Lion' と’Lioness' と英語が適用されている。

ただ、「インドネシア語」や「マレーシア語」の場合、「デワ」='Dewa'(神)と「デウィ」='Dewi'(女神)、「プムダ」='Pemuda'(若者〔男性〕)と「プムディ」='Pemudi'(若者〔女性〕)、「プラムガリ」='Pramugari'(スチュワーデス)と「プラムガラ」='Pramugara'(スチュワード)、「マハシスワ」='Mahasiswa' (大学生)と「マハシスウィ」='Mahasiswi' (女子大生)などと、語尾を変化させて「男女」を使い分ける場合もある。

「ライオン」という肉食動物は、その「強さ」や「颯爽とした立ち姿」からだろうか、昔から「百獣の王」と呼ばれており、上記に例示されるような「国家の名称」に採用されている。

かの有名な、フランスの英雄「ナポレオン」、この名前の由来は「ナポリのライオン」である。

最近、引退を発表した女子フィギュアスケーターの「浅田真央」、彼女が記者会見をした席上で、中東の記者から「浅田」='Asada' は、アラビア語で「メスのライオン」を意味すると聞いて、驚いていた。

最近、アメリカの「トランプ大統領」が、ミサイルを撃ち込んだ「シリア」の国家元首の名前が「アサド大統領」この「アサド」='Asado' は、「アラビア語」で「ライオン」を意味する。

アラビア語の場合も、語尾を変化させて「男女」もしくは「雌雄」を使い分けているようである。

ちょっとイメージが悪くなっているけれど、この「アサド大統領」も国家的には「英雄」だったはずである。

故手塚治虫氏のアニメ「ジャングル大帝」の主人公も「白ライオン」である。劇団四季のミュージカル「ライオン・キング」も、高い人気を博している。

また、これは、国家名、人名とは異なるけれど、日本には、平安時代後期の名刀で、「重要文化財」となっている「獅子王」という「大和刀剣」が存在する。

このように、肉食動物である「ライオン」は、日本だけでなく、諸外国においても、「優秀」で「強い」というイメージが定着していて、これが「秀逸な物品」や「英雄」のイメージとか「崇高な国家」のイメージに重ねられるべく、「国名」「人名」「物品名」だけでなく、「アニメ」や「ミュージカル」のタイトル/テーマなどに用いられているようだ。

「ライオン」は、野に放たれれば、「肉食獣」なので、間違いなく「人間社会」に害をもたらす存在に間違いないわけだけれど、にもかかわらず、畑を荒らす「野生の猪」や「野生の鹿」あるいは「時々山から下りてきて人間を襲う熊」などよりも「好感度」が高いように思えてしまうが、それが何ともうらやましい気がしてならない。

 

 

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