詩の自画像

昨日を書き、今日を書く。明日も書くことだろう。

 六年目の三月十一日(その2)

2017-03-06 18:48:14 | 

 六年目の三月十一日(その2)

 

梅の花が咲いて

桜の枝のまわりは蕾で着飾っている

春なのだと二度三度呟く

六年の歳をどこに忘れてきたのか

今年も桜の花は見れるだろう

哀悼の心を花びらの一つ一つに置いて

祈ることは毎年同じだ

一つ一つ丁寧に祈っていくと

時計がひとまわりする

それでも足りないともうひとまわり

切ない時間なのだ

震災で亡くなった方、津波で戻らない方

避難した先で亡くなった方

老いて寝たまま六年目を迎える方

それでも忘れようとしている人がいる

原発事故もそうだ

人それぞれが異なる考えの道を行く

梅の花が咲いた

桜の木の枝のまわりに花が咲いて

私はまた年齢を一つ積み重ねる

 

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