詩の自画像

昨日を書き、今日を書く。明日も書くことだろう。

本屋さんの本棚

2017-06-28 15:57:20 | 

本屋さんの本棚

 

 

本屋さんの本棚は

 

春には春の匂いがする

夏には夏の匂いがする

秋には秋の匂いがする

冬には冬の匂いがする

 

本屋さんの本棚は

 

春になると

花々の絵模様の本が

高く積み上げられていて

そこに蝶々が

止まっていたりする

 

本屋さんの本棚は

 

夏になると

本棚が夏草で覆われて

草原の風が吹いてくる

ときどき噴水が

言葉を空に押し上げている

 

本屋さんの本棚は

 

秋になると

芸術という言葉の上に

枯れ葉が落ちたり

夜に読む本だけが

売り切れとなったりする

 

本屋さんの本棚は

 

冬になると

売れ残っている本が

凍えていたりする

可哀想になって

ときどき購入したりする

 

そんな本屋さんの本棚から

詩集コーナーが消えてしまった

他の本との間に

栞のように

詩集が二~三冊隠れていたりする

 

ときどき

本屋さんの本棚を見ながら

ない事は分かっているのだが

詩集のコーナーを

探したりしている

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