知り合いに頼まれ、ピアノコンサートホールに飾る、アットホームなリースをと言われましたが、リースが思い浮かばず、オーナメントにしました。
題は、ブレーメンの音楽隊です。
いつも作品は、お任せにしてもらってます。イメージが自分と他人では、思い描いてるものが違うので、あれこれ聞くと、なにも出来なくなりかねないくらい素人は要求が多いし、殆どボランティアで作ってるので、仕事じゃないので、
私は好きにさせてもらわないとやってられないので、あまり、イメージは具体的には聞かずに作ってます。
ブレーメンの音楽隊は、年を取って、役に立たないからと、飼い主から追い出された家畜たちが、「そうだ!ブレーメンの街に行って音楽隊に入ろうo(^-^)o」と、街に繰り出します。
途中、人間の家を見つけ、そこに泥棒たちが入ってるのがわかり、泥棒たちをやっつけ追い出し、自分たちで暮らすという不思議な話。
結局、動物たちは、ブレーメンの街にも行かないし、音楽隊にも入らないんですよね。
不思議、不思議。
作者が小さな娘に寝る前に聞かせようと作ったお話しだそうです。
動物たちが、年を取って、オーナーに追い出されても、めげないで、明るく、音楽隊に入ろうと、繰り出す感じがいいですね。
ちょうど、コンサートホールのオーナーも、子どもたちが巣立ち、ご自分にハッパをかけるつもりで、若手ピアニストたちのために、ホールを作られたので、ブレーメンのお話しは、ぴったりだと思いました。
高齢化が進む日本に、なんだか、これからぴったりのお話しのような気がしました。
勇気が持てますね。
楽しそうな動物たちの歌声が聞こえますでしょうか。。。(*^_^*)
