『今日の一冊』by 大人のための児童文学案内人☆詩乃

大人だって児童文学を楽しみたい、いや、大人こそ読みたい。
ハッとする気づきのある絵本や児童文学をご紹介♪

特別な時間『もりのかくれんぼう』

2017-03-15 21:40:19 | 絵本


『もりのかくれんぼう』末吉暁子作 林明子絵 偕成社 1978年

“もういいかーい”
“まあだだよ”

かくれんぼって、どうしてあんなにワクワクしたんだろう。
見つけてほしくないけれど、見つけてほしいようなドキドキ
一人でじっと息ひそめ、周囲に耳をすませているときの緊張感。
そこには特別な時間が流れていた気がします。景色に自分も溶け込んでいく・・・。
あ、だからかくれんぼって異世界や時空を超えた空間とつながりやすいのかな?

この絵本(わ、1978年からのロングセラー!)の主人公のけいこはお兄ちゃんとかくれんぼをしていたとき、近道をしようと生垣をくぐったら、見知らぬ大きな森に入っていくんですね。
そこで、木の精のような不思議な男の子に出会い、動物たちも一緒にかくれんぼをします。
黄金色の秋の森の美しいこと。隠し絵的にどこに誰がいるのか探すのも楽しい♪

でも、あとでお兄ちゃんを連れて行こうと何度試してもその森にはもう出会えないんです。昔森があった場所は今は団地。
子どもの頃って、ふっと時空を超えて、かつてあった場所、かつてそこにあったものたちへの思いの場に行けた気がします。
大人もそんな頃を思い出したい。

で、今日もうちの小5長男とその友だちが大興奮で繰り広げていたのが、The☆かくれんぼです。幼稚園時代から変わってない
ただ、高学年らしく、もうちょっとダイナミックに、リアル山の中かくれんぼ
家の前の山の中にかくれるのが、ものすごーーーーーーーーーーーく楽しいんですって

 

あまりにもその楽しさを長男が力説するから、今日は普段塾で忙しい中学受験組までやってきた(笑)。
全然本読まないけど、こういう遊びしてるなら、この子たちは大丈夫

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