『今日の一冊』by 大人のための児童文学案内人☆詩乃

大人だって児童文学を楽しみたい、いや、大人こそ読みたい。
ハッとする気づきのある絵本や児童文学をご紹介♪

第10回児童文学ピクニック

2017-04-25 15:28:16 | 児童文学cafe&picnic

※ 写真は、毎年春になると次男が摘んできてくれる、野の花

新緑がキラキラまぶしい昨日
シュレーゲルアオガエルのコロコロと澄んだ歌声響く中、
第10回児童文学ピクニックを開催。
もうその空間自体が、物語のような自然でぜいたく~


今回のテーマは、“ああ、兄弟姉妹模様(絆・葛藤)”

飛び入り参加してくれた人たちもいて、9名参加してくれました~
全然興味のなかった人たちが、
“なんだか読んでみたくなってきた!”
と言ってくれるのが毎度嬉しい

古典的児童文学ってね、時代的に大家族ものが多いんですよ。
『若草物語』『大草原の小さな家』シリーズ、『赤毛のアン』シリーズ、
その他は、岩波少年文庫の古典的な児童文学見れば、たいていは大家族(笑)。

それらは、すべてほっこりしてて、なんだか心があったかくなるの
時代的に厳しかったり、貧しかったり、でも家族の絆は強くて、
親や年長の兄弟はいつも尊敬されていて。



いっぽう、現代の兄弟ものは、苦しいものが多いんです
心の叫び系が多い。

私のこともっと見て!分かって!!!

って。うーーーーーん。
こりゃ、親も大変だ(笑)。

だってね、現代ものに出てくる親たち、たまには毒親もいるけれど、基本いい親なんです。
現代ものは、大人のほうも、自分の心の問題で苦しんじゃってる
子どものこと見ても、見ても、“分かってくれない”と言われちゃう。
やってらんないぜ(←本音)

子どものこと見てないという意味では、
幸せな古典的児童文学のほうが全然子どもに構ってない
でも、親子の間の信頼関係が絶大なんだなあ。

もう、これは単に各親子間の問題ではなくてね、時代的なもの。
どこに向かっているのか、多くの人が心の迷子状態の現代。

現代児童文学で、心の葛藤を読み、
“ああ、私だけじゃないんだあ”
となるもよし。
古典児童文学読んで、心洗われるもよし。

ただ、一つ言えるのは、やっぱり兄弟って特別な関係だ、ってこと。

どんなに仲良くても友だちとは違う。
自分のイヤな面も、口に出さないことも全部バレてる。

ケンカをしても、“ゴメンネ”を言わずに笑いながら一緒にご飯を食べれるのが兄弟。

だから、ファンタジーものも、兄弟でのものが多いんですね。
長所も欠点も、いまさら探り合わなくても分かっている間柄。
そうでないと、協力して立ち向かえない。

ああ、私、うちの子、一人っ子だ・・・そんな人にも実はおすすめ
だってね、本を読むとその中に兄弟を持てるんです。兄弟を味わえるんです。

兄弟って素敵です


※毎回上記写真のような、テーマに沿ったブックリストを作成しています。
 初めまして、の方もお気軽にどうぞ☆


【今回のブックリストがほしい方はこちらまで↓】

   ✉:kid.lit.navi@gmail.com

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