おっさんライダーでいこうぜ

FACEBOOKにはまり2年間このブログ放置してきましたが、再度復活。使い分けが重要なのですね。

ZRX400 ブレーキの引きずり ブレーキピストンの洗浄 

2010年05月04日 | カワサキZRX400

久しぶりにZRX400を動かしたら、ブレーキに引きずりを感じるようになっていた。前ブレーキの左右、そしてリヤまでも引きずっているようです。おそらくブレーキピストンが汚れて、ピストンが戻りにくくなっているのでしょう。







ブレーキキャリパーを外して、ピストンを覗くと、写真のように油汚れがびっしりついてます。これでは、重すぎるのも納得。ちなみにブレーキピストンとは、キャリパーのシリンダー内にある、油圧によって押し出されパッドをローターに押し付けるための部品となります。ペダルを踏む事でマスターシリンダーから送られる油圧を受けてパッドを動かします。このピストンの数を【ポット】という言葉で表しますが、私のZRX400は、ローターの両側に1つずつ装備されて、2ポットとなります。ちなみに後期型からは、片側3つずつ装備されている6ポットキャリパーシステムらしいのです。このキャリパーにレンチを挿しこんで、ブレーキをかけるとピストンが飛び出てきます。それが上の写真です。



さて清掃は、お湯をいれてバケツに浸しながら、歯ブラシを使いながら中性洗剤で丁寧に洗うときれいに落ちます。とにかく丁寧に慎重に洗います。さびがでて、どうしても取れない場合は、私は消しゴムで丁寧に落とすようにしています。





さてきれいに洗った後に、ウェスで水分を拭き取り、ゆっくり自然乾燥です。乾燥したのち、ピストン部にシリコングリースを薄くぬって、ピストンを押し戻します。このピストンを押し戻す作業ですが、小さいピストンは簡単なのですが、大きい方は力いっぱい押さないとなかなかも戻りません。なかなかの力仕事なのです。



リヤブレーキも同様に洗浄しました。左が洗浄前と、右が洗浄後です。





さて洗浄後のZRX400は、引きずりがきれいに解消してました。1年に1度くらいはメンテナンスすべき場所ですね。本当に快適になりました。


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