あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

ダメンズなツバメ…残念な結末!

2009-07-24 23:31:45 | 日々雑事
我が家の車庫に巣を作り巣立って行ったツバメの第一弾
少し遅れて巣作りをしたツバメの第二弾。
なかなか順調に子育てしていると思ったのだが…。


奥の巣が巣立った第一弾のツバメの巣。

ツバメも性格とか愛情の形はあるのだろうか。
第二弾ツバメは不思議と人を怖がらないツバメで
一メートルくらい近寄っても逃げるそぶりさえ見せない。


車庫の奥に置いた田植え機のサイドミラーがお気に入りのようだ。

しかし!第二弾のツバメの子育ては、どうもアバウトなようで
巣に入り込んで、しばらくしたら雛が孵った様子。
毎日ワクワクしながら、観察していたのだが
ふと気付くと、足元にはツバメの糞とトンボが数匹。


集めてみれば、こんなにたくさんのトンボたち。

このトンボ、以前…昆虫に詳しいwakasamaさんに教えていただいたところによれば
ハラビロトンボの未成熟♂と青いのはハラビロトンボの成熟した♂のようだ。
まさか、こんな形で青くなったハラビロトンボ♂が見れるとは…(苦笑)

ひょっとして、トンボをそのまんま雛に与えてる?

よくよく見れば、形の分かるトンボを雛の口元へと
無理だべぇ~~ いくらツバメだって、一応乳児食というか
離乳食というか…噛み砕いて与えるものではないのだろうか?

おかげで珍しいトンボの観察をする事が出来たのだが
そのうち、車庫に雛ツバメが落っこちていた。
夫に言って、脚立を使って巣に戻してあげたのだが
一日に二回も三回も落っこちて…そんなに何度も落ちて大丈夫なんだろうか?


親まで一緒に巣に潜り込んで…何をしているのだろう?

ちょっと不安が頭をもたげた。

孫太郎の病院へ行って、夜に帰って来ると…またも落っこちていた雛ツバメ。
しかも早い時間に落っこちてたらしく、三羽のうち二羽はすでに冷たくなっていた。

残りの一羽を巣に戻したのだが、どうも育児放棄してしまったのか
電線に止まっていたが、巣へ戻る様子もなく
五羽いた雛は三羽に減って、一羽はまたもや落っこちて
一羽は巣の中で冷たくなっていて…残った一羽をどうしようかと夫と話してたけど
こういう自然のツバメに変に人間がかかわっては良くないんだよね。


けっこう こんなに大きく育ってたのだが…。

しばらく様子をみていたが、残った一羽も冷たくなって
親ツバメの姿は見えなくなってしまっていた。

人間の感情で可哀相だからと手を出した時点で野生では無くなる。
巣から落ちた雛は、間違って落ちたというより弱くて淘汰された可能性もあるし
ひょっとしたら、巣に戻した時に人間の匂いが良くなかったのか
こればっかりはどうしようもない事なんだと自分に言い聞かせたけど
第一弾ツバメが一羽も欠ける事なく巣立った後だっただけに…かなり気落ちしてしまった。

ダメンズなツバメだと思っていたが、何かツバメなりの理由があったのかなぁ
来年は無事巣立ってくれると良いのだが…。


という事で 今日の一枚は落っこちた子ツバメちゃんをUP!




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22 コメント

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やったね! (Mayumi)
2009-07-25 00:36:34
またまた一番乗り!
ってやっと今ブログ更新終わったばかりで寝る前にとこちらへやって来ました。

よく観察されてますね。
夏休みの自由課題だったら、金賞ものでしょうね!
落っこちてしんでしまったツバメはかわいそうですけど、自然の成り行きというべきなんでしょうね。
助けてあげてもきっとどっかで生命力っていうか生きる力が弱くてだめになってたと思いますよ。

それでも第一弾の家族が無事巣立ちできたんですものよしとしましょう。
それで、きっと自然のバランスが保たれているんでしょう。

それにしてもトンボはちょっとかわいそうかな。
上手に食べられていたらそんなことなかったでしょうね。
離乳食もきっといい加減な親鳥だったのかもしれませんね。
よく食べよく寝るそれが一番なのかも。

おやすみなさい。
お孫ちゃんお大事にね。
あの… (Mayumi)
2009-07-25 00:44:05
元南若葉幼稚園の近くでなくて若葉幼稚園の田んぼのすぐ後ろなんです。
元気寿司入って行った路地の奥。
御薬師様に向かう道路に出る前です。
今度いつか尋ねてみてくださいね。

コメント欄使ってしまってごめんなさい。
ツバメ (ひろし)
2009-07-25 05:48:58
子育て、ツバメの話を読んでて
胸に、熱いものが、こみあげてきました
ツバメの世界にも子育ての不和があるのでしょうか 昨日 生後1~2ヶ月の子供を抱いた
母親とおばあちゃんらしき人を乗せました
大事そうに子供を抱き 目は抱いた赤子を何時も見ていました 子供に振動をなるべく与えないよう慎重に運転しましたが・・
この親子を見てると心が和みました
産婦人科に無事到着 良い時間でした。
子育てができない親 (Micchii)
2009-07-25 10:19:30
子育てができない、又は子育てが下手な親が
いるという話は人間の世界の中だけかと思われ
がちなのですが、このツバメの場合の様な例
が結構あちこちで聞かれていますよね。
残念というか、悲惨というしかありませんね。
自然界の厳しさゆえという事だけでは割り
切れない何かを感じさせられました。
巣から落ちた子ツバメの顔のあどけなさが
かえって痛々しさを増してしまいますね。
みんな迷わず成仏?してくたでしょうかね。。。
こんにちは~ (m)
2009-07-25 15:22:40
先日聞いた話を思い出しました。
山で子供の鹿にあったとき、人懐こく近寄ってきたのだそうです。
なでてあげたんですって。帰宅してから猟師さんから、人のにおいがついたら親が離れていくって聞いて、また見に行ったそうです。
そこには冷たくなった小鹿が。。。
知らないとはいえ、かわいそうなことをしてしまったと嘆いていらっしゃいました。

今日のぶろぐを拝見して思い出しました。
ツバメはきっと子育てが下手だったのね。
子つばめの運命だったのでしょうねぇ。
人間でも同じことって思います。
私の子育てははたして・・・いまさら後悔してもしょうがないけれど。

来年は上手に子育てしてほしいですね。
童話みたい (ヒキノ)
2009-07-25 16:20:21
結末は悲しいが、自然界の厳しさでしょうね。
自分の体をコントロールできなくなった雛が落っこちる。残った雛が生き残る。
そんなことがわかりました。
このあいだは巣立ちの雛に餌を上げてやがて別の木で親が待ってる、空中遊泳、木から木へと飛ぶ。やがて放任。巣立ちのときのドラマですね。
Unknown (さっちゃん)
2009-07-25 20:32:30
雛ツバメの写真グロテスクね~。笑っちゃった
去年我家に初めてツバメが巣作りして台風で落ちてから今年は着ませんでした。向かいの家のツバメ達が独立してきたのでしょうがやはり別棟はだめと元の家に戻ってしまったのでしょう。早いうちの子育ては成功で晩生は無理なのでしょうか?
孫太郎ちゃんいかがですか?
野生の鳥との付き合い方は (wakasama)
2009-07-25 20:35:50
人情が入ってしまうと難しいですね。
当地のキョロ姉さんも、昨年は2回目に5個の卵を産んだのですが、強風の夜に全部4階から地上に落っこちて割れてしまいました。
見かねた私は、卵が落ちないように角材でテラスの先端を補強しましたが、その後も産んだ卵が孵化することはありませんでした。これはペアの♂が定着しなかったからですが、必要以上に手を加えてはいけないことも経験しました。

ところで、長雨の後始末で今週はてんてこ舞いでした。今日もトンボ撮りには行けずじまい・・・ブログ更新も出来ず!

ツバメの巣の下に落ちていたハラビロトンボの未成熟♂と成熟した青色の♂、そして羽化後まもないアキアカネもいますね。

ひとつ前の記事でUPされているのはモノサシトンボ♂とノシメトンボですね。
南東北と信州はトンボの発生する時季が同じようです。

pochikoさんもトンボの魅力に引き込まれてきましたか?

ハラビロトンボを餌に・・・ (azami)
2009-07-25 20:47:30
今回のお話はいささか切ない内容だけど、今日の一枚の雛ツバメちゃんの愛嬌のあるお顔のあどけなさにホッとしました。
せっかく生まれて来たのにこの子も・・・って思うと愛おしいけれど。。。

どんな理由があって、2度目のツバメさんの子育てが上手く出来なかったのかは知る由もないけれど、
自然の中で生きているものに対して、人が何処まで手を出して良いのか??わからないですね~。
それにしても、雛にこのトンボが餌って!?信じられないよ~。普通は何かの幼虫とかを上げたりするものじゃないの?

ハラビロトンボ、そちらでも珍しい種類なんですね~。こちらでは見たこと無いです。
そんな珍しいトンボを取って来ないでよ~って親ツバメさんに言いたいなぁ~。
雛ようの餌が見つけられなかったのかな?
Mayumiさんへ (pochiko)
2009-07-25 22:40:09
はい、一番乗り おめでとうございます♪
おっ、Mayumiさんの方も更新されましたか。
後ほどお伺いします。

我が家へ来るツバメは、いつも車庫の入口なので
車の出入りの時にチェックしてました。
今日は雛が見えた…とか、餌を食べてるかな?とか
何て言うか、親のような気持で観察しちゃいますね。
だから、巣から落ちた雛を、そのままにはしておけずに
夫に言って巣に戻してもらいました。
でもダメなんですね~ 一度巣から離れてしまうと
ツバメは育児放棄しちゃうんでしょうかね。
かなりアバウトな親ツバメで、おかげでトンボの観察まで出来ちゃいましたが…。

やっぱり 自然淘汰なんでしょうかね。

あ、孫太郎はすっかり復活しちゃって、薬を飲むのを嫌がって困ってます。
無理に飲ますと吐き出す始末で、孫太郎に嫌われたくないので
薬は親任せという事で(笑)

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