はじめに!! 青虫芋虫毛虫類が苦手な方はスルーしてください。
今年も家に脇にある山椒の木にアゲハの幼虫がやってきた。
サクぼんに羽化するのを見せたくって毎日観察して
時にはサクぼんも一緒に…ツンツンすると
オレンジ色の角を出して威嚇するのが可愛らしくって
いつ蛹になるのか、羽化するのが見られるのか
楽しみのひとつとなっていた。
デカ頭の青虫君はナミアゲハの幼虫。
まだ小さいのはノリスケと同じ白黒柄
サクぼんに至っては、小さい幼虫は黒と白の鳥のフン模様で
ノリ虫と名付けていた。
確かにノリスケと同じような模様で
幼児の見て感じる事って、つくづく面白いなと思った。
ツンツンすると仰け反ってオレンジ色の角を出す!
覆いをしてみたけど、やっぱり無理だったみたい。
そんな青虫君も日に日に山椒の葉をムシャムシャと食べ尽し
そろそろ蛹かと思われる頃に忽然と姿を消してしまった。
どこに行ったのか…天敵の野鳥にでも食べ尽されてしまったのか
楽しみにしていたのにな~~と、何気にエアコンの室外機カバーの裏側を…。
見つけた!!! 二匹だけだけど。
アゲハの蛹…天敵に見つからない
羽化するまで無防備な時を安全に過ごせる場所を探して
10匹あまりの青虫君は移動してしまったようだ。
そんな昆虫の観察も面白いものがあって先日見かけたカメムシ君!
正直なとこカメムシって、植食性のもので、葉や茎果実などに口を差し込み
液を吸収する物だと思っていた。
ところが先日の事、庭で見つけたイラガの幼虫。
この辺りでは『タイラク』と言っているのだが
この幼虫に触れたり刺されたりすると
痛いのを通り越して、受けた事はないけど根性焼き?
煙草を押し付けられたような熱い痛みを感じる。
けっこう至る所にいたりするので要注意毛虫なのだが
庭の紅梅の枝に見つけたので、写真を撮っておこうと思って
カメラをもって至近距離で写真を撮り始めたのだが
どうも微妙な…よくよく見れば何かの昆虫に捕獲されているところだった。
イラガの幼虫発見!!
が、ちょっと不自然な恰好?
すでに死んでいるのか胴体辺りを引っ張られるように恰好で
おぉ!! 捕獲者…というか捕獲虫はどうもカメムシ!!
カメムシと言えばクサムシだとか屁ったれ虫とか言われて
身を守るためとは言え忌み嫌われている。
よく田んぼの畔などに大量発生することがあって
出穂時に稲穂を吸汁してお米に黒い斑点を引き起こしたりもする。
クチブトカメムシ
体全体は褐色で胸の側面はするどく尖って
肉食性でガの幼虫などを口で刺して体液を吸う。
見ればカメムシに捕らえられぶら下がっている。
うぉ!! エッチラオッチラ(◎_◎;)
だからカメムシって植物にとっての害虫だと思っていたが
肉食のがいるとは…考えを改めなくちゃ!!
っていうか、イラガの幼虫…獲物を運ぶのに
二匹で合体しながらって…私には大きな蕪を抜くのに大わらわの
お爺さんとお婆さんにしか見えなかった(笑)