あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

山椒の木の青虫君と肉食のカメムシの話

2016-10-20 23:10:32 | 日々雑事

はじめに!! 青虫芋虫毛虫類が苦手な方はスルーしてください。

 

今年も家に脇にある山椒の木にアゲハの幼虫がやってきた。
サクぼんに羽化するのを見せたくって毎日観察して
時にはサクぼんも一緒に…ツンツンすると
オレンジ色の角を出して威嚇するのが可愛らしくって
いつ蛹になるのか、羽化するのが見られるのか
楽しみのひとつとなっていた。

デカ頭の青虫君はナミアゲハの幼虫。

まだ小さいのはノリスケと同じ白黒柄

サクぼんに至っては、小さい幼虫は黒と白の鳥のフン模様で
ノリ虫と名付けていた。
確かにノリスケと同じような模様で
幼児の見て感じる事って、つくづく面白いなと思った。

ツンツンすると仰け反ってオレンジ色の角を出す!

覆いをしてみたけど、やっぱり無理だったみたい。

そんな青虫君も日に日に山椒の葉をムシャムシャと食べ尽し
そろそろ蛹かと思われる頃に忽然と姿を消してしまった。
どこに行ったのか…天敵の野鳥にでも食べ尽されてしまったのか
楽しみにしていたのにな~~と、何気にエアコンの室外機カバーの裏側を…。

見つけた!!! 二匹だけだけど。

 アゲハの蛹…天敵に見つからない
羽化するまで無防備な時を安全に過ごせる場所を探して
10匹あまりの青虫君は移動してしまったようだ。

 

 

そんな昆虫の観察も面白いものがあって先日見かけたカメムシ君!
正直なとこカメムシって、植食性のもので、葉や茎果実などに口を差し込み
液を吸収する物だと思っていた。

ところが先日の事、庭で見つけたイラガの幼虫。
この辺りでは『タイラク』と言っているのだが
この幼虫に触れたり刺されたりすると
痛いのを通り越して、受けた事はないけど根性焼き?
煙草を押し付けられたような熱い痛みを感じる。

けっこう至る所にいたりするので要注意毛虫なのだが
庭の紅梅の枝に見つけたので、写真を撮っておこうと思って
カメラをもって至近距離で写真を撮り始めたのだが
どうも微妙な…よくよく見れば何かの昆虫に捕獲されているところだった。

イラガの幼虫発見!!

が、ちょっと不自然な恰好?

すでに死んでいるのか胴体辺りを引っ張られるように恰好で
おぉ!! 捕獲者…というか捕獲虫はどうもカメムシ!!

カメムシと言えばクサムシだとか屁ったれ虫とか言われて
身を守るためとは言え忌み嫌われている。
よく田んぼの畔などに大量発生することがあって
出穂時に稲穂を吸汁してお米に黒い斑点を引き起こしたりもする。

クチブトカメムシ
体全体は褐色で胸の側面はするどく尖って
肉食性でガの幼虫などを口で刺して体液を吸う。

見ればカメムシに捕らえられぶら下がっている。

 

うぉ!! エッチラオッチラ(◎_◎;)

だからカメムシって植物にとっての害虫だと思っていたが
肉食のがいるとは…考えを改めなくちゃ!!
っていうか、イラガの幼虫…獲物を運ぶのに
二匹で合体しながらって…私には大きな蕪を抜くのに大わらわの
お爺さんとお婆さんにしか見えなかった(笑)

 

 

コメント (24)
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