ポチの犬小屋

Macユーザーのポチによる、Vodafone702NK使用日記

MMは忘れた頃にやってくる

2005年07月09日 | 7.Flash Lite
Macromediaのexchangeが久々に更新されている。
今回、新たに加わったFlash Liteは13個。既に別のところで発表済みの作品も
混ざっていたりするので、初めて見たものを中心に雑感などを。



ゲームや待ち受けなどがパックになったDawn of the Fly。
ゲームをクリアするとパスワードが表示され、それを公式サイトで入力すると
3種類のテーマを入手するオマケもある。また、この公式サイトを見ると
基本的に6630向けに作られてることがわかる。頼もしいじゃないか。



モノトーンの線画で描かれてるんだけど、インドの国旗だけカラーだったり
どちらかというとインドの独立に貢献した部分が大きく取り上げられてる。
エンディングに入るインドっぽい歌はなんだろう。ガンジー讃歌だろうか?
ま、非暴力・不服従な一本。



Mobilizerは携帯電話の製品ガイド。でも、NOKIA 6600とSIEMENS C60だけ。
Market.ReaderはNYSEの株情報ブラウザみたいなもの。つながらねーし。
FruitSLOT!はスロットというより、スロット再現アニメといった趣き。



他にもこんな感じのFlash群が追加されている。
いつものように玉石混合。いや、「玉」は無いかな・・・。

今回はPCサイト連動、サウンド付きテーマが用意されてる、などと
色々と手がこんでるDawn of the Flyがとりあえずイチオシ。
でも、サウンド付きテーマの音声ファイルはwavなので、ボーダフォンに
ロックされた6630、つまり702NKでは音が鳴らないのが残念。

P.S.1のFlash Lite展開

2005年06月26日 | 7.Flash Lite
「携帯電話はこちらから」などと、携帯電話専用のURLやQRコードを
表示してるサイトがあるけれども、携帯電話向け情報配信の手段として
Flash Liteを併用すればもっと訴求力を持たせられるんじゃなかろうか。

では早速、ニューヨークのコンテンポラリーなアートセンター、P.S.1と
702NKユーザーであるA君の事例を見てみよう。



P.S.1はWPS1というネットラジオを運営しており、ここのイベントには
過去にデリック・メイやアフリカ・バンバータなどの参加実績もある。
デリック・メイが大好きなA君はまずP.S.1のサイトにアクセスしてみる。
A君はWPS1が気になるので、すぐにWPS1のページへ移動した。
そこで「WPS1 Mobile」という、何やら携帯電話向けらしいリンクを発見し
176x208のFlashをダウンロードするまでは、1分もかからなかった。



ダウンロードした以上、A君はそのFlashを立ち上げずにはいられない。
それはP.S.1のイベントやアーチストの情報を入手したり、ラジオ放送を
聴いたりすることの出来る新しいタイプのFlashだった。
ストリーミング放送の受信は、大河の流れのようにパケ代が飛んでいく。
また、WPS1の陰にはNOKIAがスポンサーとして名を連ねていた。
A君はハメられた気分になる。「ま た ノ キ ア か」



しかし、A君は702NKでこのFlashを使っているうちに、P.S.1本体にも
興味を持つようになり、間もなくモダンアートの世界へ導かれる。
こうして、P.S.1の携帯電話向けFlashは予想以上の影響をA君に与えた。

<バカ話はここで終了>

さて、ネットラジオ受信機能まで付加出来ることが分かったFlash Lite。
言ってみれば、コンテンツ供給者にとっては不要な要素をすべて排除した
専用ブラウザなので、動作はこの上なく軽く、ユーザーのニーズとさえ
合致すれば、理想的な情報ツールとなりうる。

現在、NOKIAとMacromediaはFlash Liteのコンテストを開催しており
待ち受けとかゲームだけじゃない、斬新なFlashの登場が期待出来る。
おそらく702NKを除いた国内キャリア提供の端末では、再生出来ない
Flashも少なからずあるだろう。A君はそこでささやかな優越感に浸る予定だ。

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画像はFlash Liteのスクリーンショット以外、P.S.1からの無断拝借。

変な生物たち

2005年05月15日 | 7.Flash Lite
702NKの中で飼育するバーチャルペット、The Wildを入れてみた。
「Prototype」とあるので、今後の行く末も見てみようと思う。
どちらかというと、Flash Liteの可能性を模索するプロジェクトって雰囲気。



まずは自分のキャラクターをCreateするところからスタート。



3種類の可愛いクリーチャーから一体選ぶ。



セオリー通り、ステータスを確認しながら、それに対応した世話をする。
例えばIntelligenceを上げたければ、本をガンガン読ませる。



飽きたらインターネット上(どこだ?)にセーブしておく。
再開はメニューからloadを選ぶ。

以前、試してみた別のペットと比べると、OSネイティブじゃない分
すべてが貧弱だけど、Flash Liteというプラットフォームなため、様々な
環境で動作するし、容量もすごく小さいので、他メーカーのFlash Lite
対応端末での展開も視野に入れてるんじゃないかな。
利用者が多いほうが、作ってる側としては嬉しいもんね。

旅のお供に・・・

2005年03月28日 | 7.Flash Lite
Travelers Language Survival Guide, V1.0を使ってみた。
Flash Liteのページからダウンロード出来る。



「サバイバルガイド」と言うと大袈裟だけど、要は最低限必要と思われる
日常会話を目と耳で確認しながら学べる(?)ソフト。
簡単なインストラクションを読んだら、さっそく使ってみよう。



アメリカ、イタリア、フランス、マレーシア、中国、日本の6カ国の
インストラクター達が702NK上で指導してくれる。



マイクのアイコンを押すと音声メモが起動し、自分の発音を録音出来る。
後々、いろんな意味で反省材料となる。



subと書かれたアイコンを押すと次々に他言語が表示される。
また、この機能は各数字キーにもショートカットとして割り当てられている。



このソフトの総容量は実に3.5メガバイトにも及ぶ。通常、Flash Liteでは
1ファイルだけでこんなに大きなものは起動出来ない。しかしこのソフトのように
必要なユニットをその都度メモリーに読み込むような作りにすれば
大きなアプリケーションでもFlash Liteで動かせる事が分かった。

・・・と、Flashの知識がまったく無いくせに、エラそうな事を言ってみるテスト。

Flash Lite、総本山の対応は?

2005年03月27日 | 7.Flash Lite
マクロメディアはFlash Liteを有償で配布するぐらいだから
それに見合う対応をしてほしいもの。
一応、Flash Lite専用のコンテンツページを開設しているようなので
いくつかダウンロードして、702NKにインストールしてみた。



実用的なツールはまだまだ少ない。
しかし、既に日本人の作品がある事から、Series60プラットフォーム限定の
ものにくらべて日本語対応したアプリが早い段階から出易いとは思う。



このようにマルチメディア取説的なものは、紙媒体やPDFのものより分かり易い。
たとえば702NK向けに「取説には載ってない・ユーザーガイド」なんていうのが
あったら、あの不親切なマニュアルの補足や裏技のデータベースになってイイと思う。
また、このガイドの構成ファイルは複数の階層になっているが、先日取り上げた
S60Zipによる解凍インストールで、解凍先を「document/flash」に指定すれば
一発インストールが出来る。



Flash Lite大賞(?)を受賞したらしいこのアプリはなかなか凄い。
数十カ所にもおよぶニューヨーク市内のウェブカメラを簡単な操作で
見れるもので、東京バージョンとかあったら凄く便利だと思う。



これは特定の車種をグリグリ動かすだけのシンプルな3Dモデリング(?)
のツール。これだけじゃまったく意味はないんだけど、各メーカーの各車種を
網羅したようなデータベースとして使えるものが出たら凄く欲しい。



また、OmegaMediaSmashing Ideas Inc.など、実用性とは別の次元から
Flash Liteの楽しさを見せてくれるデベロッパーは個人的に期待したい。

3月27日現在、マクロメディアからダウンロード出来るFlash Lite専用ソフトは75本。
色んな方面から溜まっていくだけあって、現状ではさすがに一番多いはず。
この先どの程度の勢いで増えていくか、楽しみでもあり、不安でもある。

ところで、Flash Liteがサポートする端末のページを見ると、すんごいラインナップに
なってるが、「Stand-alone application」に対応してるのはNOKIA製品とソニエリの
P900だけで、DoCoMoやauなどの端末とはここでもまた違う進化の道を歩むことに
なりそうな予感。良くも悪くも。