イスラエル首相がトランプの入国制限支持の影響について誰も触れないのもオカシイ

●トランプ大統領が中東周辺7か国からの入国制限を打ち出した。入国拒否ではなく制限であるわけだが、これに対してあちこちで反対の声が沸き上がっている。しかし、イスラエルの首相がこの措置を支持した。イスラエルは弱い国ではない。あちこちに影響がある国だ。その首相が賛成といったのにこれが無視されている。
　アメリカはユダヤ系の住民が多く、またそれこそあちこちに強い影響を持っている。イスラエルの首相が賛成といったことで、アメリカ在住のユダヤ系はどのように影響されるのか?　そのあたりについて触れた報道が全然ないのに違和感があるのだ。アメリカは移民で成り立っているのはその通りだと思うが、それは不法移民ではないだろう。正当に入ってきたのではないのか。なんだか、各種報道はこのあたりを無視して単に移民と不法移民をまぜこぜにしているようなのが見受けられる。
　トランプがtpp反対と言っているが、クリントンだって反対だったのではないか?　そもそも、民主党が不満をくみ取らずに政策を勧めてきたことがトランプ大統領を誕生させたのだろう。そのあたりの失策についても触れていないようだし、なんだか表面上だけのような気がするなぁ。