占星術思いつきメモ(天体位相研究カルデア)

占星術に関して思いついたことを書き留めるブログ。西洋占星術による地震予測、金融占星術の研究をしています。

暗黒の8月27日(2章)

2009-08-16 03:07:37 | 社会(マンデン)占星術
◆地震と金融◆
拙著記事「迫り来る8月危機」で危機の要因を金融一本に絞った内容の8月26日危機説を述べた。しかしその後詳細分析で被害地震による経済損失の可能性が出てきた。そういうことになると、金融市場での危機の可能性は按配としては軽くなると考えられる。拙著記事の内容ほどひどくはならないと見てよいかもしれない。

今年の金融相場をナナメ読みすると、相場に対する危機的要因は事前につぶされている感がある。または北朝鮮のミサイル、核問題などダミーの危機を演出して金融相場に火の粉がかからないようにしているようにも見受けられる。筆者のここ数年のワッチでは占星術では時たま人工的な危機の演出が、天体の危機表示を充足させているように感じることがあった(関連記事)。各国政府は現状の株価を必死で守っていると思われる。

筆者が金融相場に注目するのは、占星術で示される天体の象意がもっとも機敏に反映するのが株価や為替の動きであることが、最近になって分かったからである。となると相場を見て天体の象意の良し悪しが相場に正確に反映されているのなら、今後来るであろう危機も金融相場の中で起こる。そうではなく天体の象意が悪いにもかかわらず市場は安定した伸びを見せ、危機的な予兆も見出せない場合は、地震など別の事象が発生する可能性が高くなると考えてもよいと思われる。そういう意味では17日以降相場の雲行きが怪しくなるか、現状の高値相場が続くのかで判断は分かれる。市場の動向は目が離せない。

◆阪神大震災と金融相場は◆
95年1月の兵庫県南部地震直後には株価は最大1500円程度下げたが、すぐに値を戻している。為替もほとんど反応していなかった。同年4月には日経平均、ドル円ともに大幅下げ(円高、79円)となったが、これは別要因のようだ。8月に国際金融局長の榊原英資氏が対外投資促進策の発表に呼応して日経、ドル円は大幅上げとなった。

◆危機は9月が本番◆
95年の震災と金融相場が参考になるかどうかは分からない。しかし調べてみるとシナリオとしては無視できないと感じた。9月中には太陽と土星が合、及び太陽と水星の合があり、これに関する天体のアスペクト群が大きな問題を表すと考えられるからである。9月19日の新月から23日の秋分は再び金融危機か地震の象意があり注意すべき期間だ。

◆参考-FDIC問題◆
相次ぐ米国の銀行倒産により連邦預金保険公社(FDIC)の資金が底をつき、8月26日には預金封鎖があるかもという記事があったようだ(tt555さんのブログ)(続報)。FDIC問題は米議会の動向が鍵のようだが、これまで大規模な量的緩和で大企業を救済してきたものの、大手地銀コロニアル破綻など中堅以下には救済の手が回っていないようだ。日本の株価は自前の心臓でとりあえず息を吹き返したようだが、米国の株価はもはや人工心臓に置き換わっている感がある。当局がドル投入を止めたら即心停止のリスクが垣間見える。市場の好況の陰で際どい綱渡りをしている現実を忘れてはならない。

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4 コメント

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すみません、トラックバックいれました (3T)
2009-08-16 19:52:57
はじめまして。
押尾さんの事件のつながりから、たまたま27日にすごいアスペクトになることが分かりまして、トラックバック入れました。
すごいですね。
今後も参考にさせていただきます。
返信する
TB承認します。 (pneuma_2007)
2009-08-17 00:13:04
3Tさんようこそ。貴方のブログは時々読ませてもらっています。ホラリー系のブログは少ないので貴重ですね。今後とも宜しくお願いします。
返信する
金融危機 (ハル)
2009-08-17 03:10:15
はじめまして、こんばんは。
私は占いの専門家ではありませんが、興味深く拝見させていただいています。

FDIC問題もさることながら、オバマが景気底入れを発表しましたが
景気回復期待の高まるうちに、ひとくぎりつける為の声明のようにも聞こえますが
FRBが国債の買取を10月で終了を発表する為の布石の発言のように思えます。
実際の台所事情は深刻で経済を立て直すべき資金も政策も万策尽きた為の
苦し紛れの政治的パフォーマンスのように思えてなりません。

ネットで拾ったうわさ(恐らく米国金融ブロガー発信)

9月4日 G20ミーティング 
議題はイラン空爆と株価暴落第二波のタイミングの決定
9月9日 OPEC定例 
原油生産を引き締めるか?

9月9日-15日の間に、現在の楽観ムードが一変します。

いずれにしても9月に大きな危機がありそうです。
個人的にはイスラエル中東問題とインフルエンザもセットでくるように思います。
占星術と金融の相関関係の考察楽しみにしています。
ではでは、、、

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9月危機 (pneuma_2007)
2009-08-17 23:38:41
ハルさんようこそ。G20はそんな恐ろしいことを決める会だったのですか。そりゃ中川君もヘベレケになるわけですね。

9月危機はあります。ただ8月をどのように抜けきるか見る必要があります。この流れは連鎖的です。11月までに金融システムのパラダイムシフトがあると見ています。

英米の奥の院はコワい手ならいくつか用意してあるのでしょう。しかし私には内部対立による暗闘があるように思えます。新型インフルはその1つだったのではないかと見ています。
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