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滋賀県 大津京を巡る旅

2013-10-25 00:16:57 | 旅行
今回は、大津祭りと天孫神社(てんそんじんじゃ)、近江神宮 を紹介します。

大津市は、667年天智天皇が近江大津宮に遷都して以来1346年の長い歴史を持つ古都(★)で、延暦寺や園城寺(三井寺)、日吉大社、石山寺などの国宝の神社仏閣をはじめ多くの史跡があります。
★: 667年、天智天皇によって飛鳥から大津への遷都が行なわれ、
大津京の誕生となりました。しかし、その後壬申の乱が起こり、
乱後、都は、再び飛鳥へと戻り、大津京はわずか5年の都でした。

まずは、近江神宮へ向かいます。
近江神宮へは、JR湖西線の大津京駅から徒歩20分、京阪電車:近江神宮前から徒歩10分です。
大津京駅は、5年前までは、西大津駅という名前でした。
大津京への駅名変更は、昔都であったことをアピールしており、地域発展の英断と思います。

近江神宮は、「百人一首かるた取り」で正月TVに出る有名な神社です。
10月-11月の期間、JR西日本が「ちょこっと関西歴史旅」で近江神宮を取り上げており、百人一首かるた入門講座、アニメ「ちはやふる」大津展、近江神宮ガイド案内 などを企画しています。
この神宮は、第38代天智天皇をまつる神宮です。開運・みちびきの神、産業・文化・学問の神です。

境内入口からは、うっそうと繁る森の参道を歩いていきます。階段を登ると鳥居があり、赤い山門を通って、本殿に到着です。
山門、本殿が美しく、開運で祈祷される人が多い神社です。そのため、財務状況が良いようで朱色の鳥居、本殿と塗装が美しく塗り替えられており、管理が行き届いています。

神楽殿は、かるたが展示されており、「百人一首かるた取り」を行う場所です。競技かるたのチャンピオンを決める名人位・クイーン位決定戦は、毎年1月に、近江勧学館で開催されます。
本日も神楽殿では、百人一首かるた取り の練習をやっていました。

大津市内の交通には、京阪電車が便利です。
湖都古都おおつ1dayきっぷ 500円が便利です。500円で大津市エリヤから山科までの京阪電車が1日乗り放題です。

次に、湖国三大祭の1つである 大津祭り を その開催神社である 天孫(てんそん)神社と関連付けて紹介します。
大津祭は、湖国三大祭(①長浜曳山祭、②大津曳山祭、③日吉山王祭) の1つで、天孫神社の例祭です。江戸時代初頭から開始されました。

京都祇園祭を一回り小さくして滋賀県の祇園祭といった祭りです。
祭りは、例年 10月体育の日の 前々日、前日 に行われます。
今年は、宵宮: 10/12, 本祭: 10/13に開催されました。
祭りは京都の祇園祭に似ています。
大津祭りに行かれる際には、前日から行ってください。
祭りの前日宵宮には、大津祭の開催神社である天孫神社の夜のライトアップが見れるためです。
天孫神社は、大津祭の前、10月初めから宵宮まで夜9時くらいまでライトアップされています。
布に描いた絵を後方からライトアップしており、古代の幻影的な雰囲気をかもしだしています。
この神社は、奈良時代782年に創立され、大津祭は、五穀豊穣に感謝の意味をこめて開催されます。
宵宮には、夕刻から、からくり人形などの曳き山飾りが、各町の役員宅に飾られ道路から見学できます。
一部の曳山では、ちまき購入で曳山に入れるものもあります。

翌日の「本祭」は、朝9時30分から13基の曳山巡行が始められます。

まず、最初に天孫神社の鳥居前を出発し、京町通、県庁前通、浜通を経て電車通りから中町通を巡行し、からくり人形の芸を演じながら巡行します。中央大通で休憩し、京町通、寺町通などを経て午後5時頃終了します。
大津市内の商店街を巡行するため、曳山を近くで見れます。観光客も祇園祭に比較すると少なく、押し合いをせずに祭りを楽しめます。
大津祭の曳山は、3輪で祇園祭の4輪ではないため、軽くした前輪を持ち上げて方向転換ができます。

大津には、地酒で有名な平井商店の「浅茅生(あさじを)」
の大吟醸と吟醸があります。あっさりだがコクのある酒です。

大津市内は、浜大津に大津港があり、琵琶湖のクルージングができます。浜大津へは、京阪電車が便利です。

大津を再発見する旅にみなさんも行ってみてください。

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