ハズレ時々はずし、ごくまれカスリの馬券。

週末の馬券収支、どのようにハズレ、はずして行ったのかを自ら検証するサブフィクション(さぶいノンフィクション)。

パドックでサトノダイヤモンド、今日はこれだ!

2016-05-30 20:57:21 | 競馬
 パドック中継の前にチラッと映ったのがサトノダイヤモンドで、しかしまぁ一瞬だったからそう見えたかもしれない。何と言えばいいのか、勝負気配濃厚、ピークのムードを漂わせていたと見えた。一頭ずつの放映は8番が待たれた。
 1番はパドックの手前では「あれ? そうでもないのか?」 皐月賞の最後に現われた姿は、「あれ? ちょっと気になる!」だったので、評価に苦しむ。しかしパドックの向こう側に映る馬体は悪くない。しかし陣営が言っていた通りマイラー体形。ブライアンズタイムの典型ほどボテッとはせず素軽い印象も、満点ではない。ちょっと保留。マカヒキは皐月賞のパドックでは文句なしだったが、何かぼんやりした印象だった。気合い不足のようにも映った。エアスピネル。可もなく不可もなく。調教から研ぎ澄まされ感があれば狙ってみたかったが、買い足す程ではナシ。ロードクエストの調教はよかったが、ここではやはり小さく見える。そしてダイヤモンド。これでしょう! 単勝、買いましょう。皐月賞では高い値段の馬というか、品があるのかなぐらいの印象だったのだが、鋼の筋肉を思わせる硬質の存在感、それほどペースは速くならないにしても、好位から堂々抜け出すイメージがくっきり見えた。単勝候補が迷うことなく決められるレースは気分がよい。
 前日夜の馬券は、◎ディーマジェスティ ◯マカヒキ △エアスピネルで、
         ディーの単、エアの複、◎ー◯の馬連 三頭のワイドボックス 三頭の3連複
         3連単は ◎△◯でまとめたのだが、
 当日の勝負馬券は ◎サトノダイヤモンド (単勝よいしょ!)
          ◯ディーマジェスティ、リオンディーズ、ヴァンキッシュラン、スマートオーディン
          (これらは馬連とワイド)
          ※レインンボーライン、マウントロブソン(ワイドのみ)
 リオンディーズは華奢に見えたがバネがありそうでハマれば怖く、マカヒキは後方一気ではさすがに勝ち負けはないと見て完全に消してしまった。
 ところがマカヒキ、好スタートから1コーナーで好位のインをキープ! 昨年の安田記念でモーリスを一変させた川田の騎乗がよみがえる。それでもこの日のサトノダイヤモンドなら何とかなるに違いない。かえってマカヒキは末を失う可能性もある。しかしここでワンアンドオンリーも思い出す。ではダイヤモンドはイスラボニータか?!
 結果は落鉄もあってか、勝負どころで外に振られ、最後ジリジリ詰め寄るのみ、「ルメール! 来い!」と力は入ったが、わずかに足りなかった。2016年のダービーが終わった。
 ああ、勝負弱かったなぁと思ったものだが、いいレースだったし、はっきり馬券を決め切れたのである種の満足感もあった。当日の勝負馬券は、結局サトノとディーのワイドだけというさびしい結果となったわけだが、この分の払い戻しがないではないか? 購入履歴を調べてみると、東京11R、サトノの単勝まではしっかり買っていたのだけど、ここからの馬券はしっかりレースを間違えて買っているって何?
 これで少々落ち込んだのだけど、レインボーラインとのワイドでも来ていて間違ってたらこんなんじゃ済まんかったぞなんて思うと、ショックはいささか軽減されていたり。そういうドタバタだけは増えていく、そういう年波には勝てないのであります。

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