近所にあるCOCO壱番屋に併設するラーメン店に行った。
食券機の前に立った。
ココイチ併設だけあって、メニューにはカレーラーメンがある。
もちろん、どこかの道の駅の老人達みたいに、もたもたなどはしない。
電光石火でメニューを決めて、瞬時に発券が終わった。
「クール過ぎる!達人だ!」
後ろに並ぶ客からざわめきが起こったぐらいだ。
選んだのは、野菜カレーラーメンである。
クール過ぎる達人は、食券を静かにカウンターに置いた。
「野菜カレーラーメン普通盛ですね。辛さはどうしましょうか。」
普通でよろしかろう・・・あ、いや、チョイ辛で、
あ、やっぱ・・・
達人の割には辛さの選択でもたつく。
「おまたせしましたー。」
注文の品が目の前に置かれた。
「お客様。よかったらそのエプロンをお使いください。」
カウンターに置かれた、使い捨ての紙エプロンを勧められる。
フッ
小学生ではあるまいし。
そんな物の世話にはならん。
微笑みながら手を振り、箸を手にした。
達人のカレーラーメンの食し方はこうなのだ。
ズル、、、ズル、、、ズル、、、チュパ
計算しつくされた麺の啜り方。絶妙の間である。
我が事ながら、もはや芸術的といっていい。
プハー、
たまにはカレーラーメンもいいもんだ。
ごちそうさま。
「有難うございました。またよろしくお願いしまーす。」
事務所に戻った。
我が身なりをじっと見る。
達人のシャツには、思いっきりカレーのシミが付いていた。
いつも当社を応援いただき、有難うございます。
最後まで読んでもらったついでに、
↓クリックしてもらえれば、さらにうれしいです。
にほんブログ村