メタンハイドレート

2017-03-20 09:42:23 | 日記
海底に沈殿しているシャーベット状のメタンガスと水の化合物のこと。低温高圧の条件下で、水分子の結晶構造の中にメタン分子が取り込まれたもので、化学式はCH4・5.75H2O。海底に降り積もったマリンスノー(生物の死骸等)から分解してできたメタンが、水分子に取り囲まれたもので、1m3のメタンハイドレートを分解すると、水0.8m3とメタンガス約172m3(大気圧下、0℃)が得られる。
試算によると国内で、7.4兆m3が埋蔵されている。これは、1999年度国内の天然ガス消費量の約100年分に相当し、次世代のエネルギー源として期待が大きいが、メタンハイドレートの持つ潜在的なエネルギーより地表まで運搬するエネルギーのほうが現時点ではるかに大きいなど実用化には程遠いうえ、温暖化という観点からは重大な危険性をはらんでいる。
およそ8千年前ノルウエー沖でメタンハイドレート崩壊によるメタンの大量噴射が起こった。 その量は、メタン埋蔵量の3%に当たる3,500億トンにのぼると見られ、噴出口の痕跡が海底に1千キロメートルに渡って広がっており、百以上のクレーターが散在している。現在沈殿していると見込まれている量が大気中に噴出すると、平均気温が10年間で4度も上昇するという。メタンハイドレートの崩壊は地球環境に限りない影響をもたらす恐れがある。現在進行中の地球温暖化がメタンハイドレートの崩壊を招くとすれば、更なる温暖化が加速され、人類は滅亡の淵に追い込まれかねないとの見方もある。
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