有機性汚泥

2017-08-19 10:41:16 | 日記
有機性汚泥は、活性汚泥法による処理後の汚泥、パルプ廃液から生ずる汚泥、動植物性原料を使用する各種製造業の廃水処理後に生ずる汚泥(動植物性残渣)、ビルピット汚泥など有機物を含む汚泥である。
大別して、粒子状汚泥と溶解性汚泥の2つがあり、前者はメタン醗酵しやすく、粒子状有機物の凝集沈殿を促進させる。後者は、溶解性有機物を生物処理して肥料にするのに適している。
下水・製紙などの有機性汚泥は、濾過・脱水後、乾燥してスポンジ状のケーキにし、焼却する場合が多い。一般に、有機性汚泥は、脱水を十分に行えば、そのまま燃料として利用できる。脱水ケーキを油で揚げて燃料にする技術、脱水汚泥と廃プラスチック・古紙との混合燃料(RDF)も検討されている。

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