廃食油エステル化燃料

2017-07-08 09:38:56 | 日記
植物性廃食用油の資源化技術のひとつ。不純物除去の前処理をした廃食用油に、10~20%のメタノールと苛性ソーダ(触媒)を加えて混合撹拌し、加熱した後、しばらく静置して脂肪酸のエステル交換反応を促進させる。生成物を分離して、粘性や引火点の低いメチルエステルを得、軽油代替燃料として使う。
反応が簡単で大規模なプラントを必要としないこと、業者や市民による地域の廃食用油回収運動と結びついていることに特徴がある。
生成した再生油は、硫黄酸化物をほとんど含まず、黒煙を1/2~1/3に減少させるため、DPF(粉塵除去装置)の装着の必要がなく、ディーゼルエンジン搭載車両用のクリーン燃料として注目されている。燃費や走行性は軽油とほとんど替らず、混用も可能である。
年間に発生する廃食用油は45~55万トン、食品・外食産業と家庭との発生割合はほぼ半々と見られているが、給食施設、小事業所、家庭の廃食用油は、ほとんどが未回収のまま放流されている。
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