ウエス

2016-02-06 10:40:52 | 日記
使用済みの木綿布を40cm(ほぼ15インチ)平方に切り裂いた工業用雑巾。工場等が購入して機械油の拭き取り用に使った。内外の需要が多く、大正期以来、戦中までは有力な輸出品だったが、今では化繊の普及や労働力不足によって供給量が激減し、紙ウエスやレンタルウエスに代替されつつある。
安政の開港(1859)以来、日本に寄港した米国等の捕鯨船の機関掃除用に横浜で取り引きされたのが始め。船員たちが古布をwaste...と呼んだのがなまって伝わって、ウエスになったと言われる。
戦前期、ボロとして回収された綿製品の多くは、中古衣類として販売される以外は、解体されてウエスになった。今は、マレレーシアなどで製品化したものを逆輸入しているが、中国からは新原料で造った安いウエスが輸入される。
産業構造の変化によって年々需要が減退し、ウエス原料は過剰となり、繊維品の廃棄量が増大している。

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