熱波

2017-08-19 10:45:58 | 日記
何日もの間、ある値以上の高温が続く現象のこと。
例えば、ヨーロッパでは1971年、アメリカでは1980年と1988年に大きな熱波が起こった。疾病の増加、農産物の収量の減少などの影響が懸念される。地球温暖化が進み、平均気温が上昇すると、熱波の頻度が増加することが予想されている。

重油回収

2017-08-19 10:43:54 | 日記
タンカーの座礁事故等による重油流出事故に際して、浜・磯など海岸に漂着した重油を回収すること。
重油は、海鳥などの海棲動物に付着して体温や体機能を低下させ、また揮発性成分や油分そのものの摂取等によって中毒を起こすなど、さまざまな影響を及ぼす。
1997年に日本海沖でロシア船籍ナホトカ号が座礁した重油流出事故に際して、多くの人がボランティアとして回収作業に駆けつけた。そうしたイメージから、一般に重油回収といえば、地域住民や遠隔地も含めたボランティアが人力で除去するものが連想されるが、海上を漂流する重油をオイルフェンスなどを利用して拡散を防ぎ、除去することも含めていう場合もある。
回収には、全体の状況および個別の現場に関する情報が重要となる。ボランティア作業の有無、再漂着重油の回収、清掃、モニタリング作業に係るマンパワーをデータ化し、それにふさわしい回収などの対策を示すことで、効率的な回収作業がかなう。

有機性汚泥

2017-08-19 10:41:16 | 日記
有機性汚泥は、活性汚泥法による処理後の汚泥、パルプ廃液から生ずる汚泥、動植物性原料を使用する各種製造業の廃水処理後に生ずる汚泥(動植物性残渣)、ビルピット汚泥など有機物を含む汚泥である。
大別して、粒子状汚泥と溶解性汚泥の2つがあり、前者はメタン醗酵しやすく、粒子状有機物の凝集沈殿を促進させる。後者は、溶解性有機物を生物処理して肥料にするのに適している。
下水・製紙などの有機性汚泥は、濾過・脱水後、乾燥してスポンジ状のケーキにし、焼却する場合が多い。一般に、有機性汚泥は、脱水を十分に行えば、そのまま燃料として利用できる。脱水ケーキを油で揚げて燃料にする技術、脱水汚泥と廃プラスチック・古紙との混合燃料(RDF)も検討されている。