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『愛と喝采の日々』…♪

2016-09-15 11:16:45 | Weblog
『愛と喝采の日々』
原題は≪ザ・ターニング・ポイント≫、私としてはこっちのほうがしっくりくるんだけどね。
親友でもありライヴァルでもあった二人のバレリーナ。
一人は早くに結婚して3人の子供があり、夫とともに田舎町でバレエ教室を経営しているディーディー。
もう一方はプリマ・バレリーナとなり今も現役で踊っているエマ。
その二人が20年ぶりに再会し、さらにはディーディーの娘エミリアが絡んでくる。
長年抱き続けた小さな疑念、嫉妬、羨望、葛藤、不安…etc.etc.…。
ディーディーとエマ、ふたりは鬱積した思いをぶつけ合うように罵り合い、掴み合いの喧嘩をし、結果、めでたしめでたし。
娘のエミリアも次世代を担うプリマバレリーナと認められてめでたしめでたし。
ま、そんなストーリーなのでとくに目新しいところはない。
この作品の凄いところというか、ありがたいところというのはね…。
エミリア役が現役のABTのダンサーであるレスリー・ブラウン。
エミリアの恋の相手でもあるソヴィエトから亡命してきた天才ダンサー・ユーリ役がミハイル・バリシニコフ。
バレエのリハーサル・シーンや演目を踊っているのがABTのダンサーたち。
つまりバレエのシーンがすべて本物だってことですね
オープニングはラ・バヤデールの≪影の王国≫のバヤデールたちの登場シーン。
劇中劇であるガラ公演のシーンでは…。
マルシア・ハイデ&リチャード・クラガン、スザンヌ・ファレル、フェルナンド・ブフォネス他、当時のトップ・クラスのダンサーの踊りを観ることが出来る。
若き日のミシャ(=バリシニコフ)のテクニックの素晴らしいこと
そして、エミリアとユーリの思いが高まっていくシーンはマクミランの≪ロミオとジュリエット≫。
ガラ公演でエミリアが踊るソロはアルヴィン・エイリーの振り付け。
エンドロールの背景でエミリアが踊っているソロはフレデリック・アシュトンの振り付け。
バレエの神様、ありがとうっ って感じ。
若い方たちにとっては約40年前のバレエを観ることができるし、私の世代にとってはとても懐かしいバレエがそこにある。
さらにいえば、カメラワークのおかげで通常は見ることのできない角度から、ダンサーの足元なんかも見られるしね。
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