9/7ナンバンギセルに驚く
横倉山は、車でかなりの場所まで登れるので花散策をするのにはもってこいの場所。登山する場合は別のコースも選べるので手軽な山といえる。杉原神社までだと駐車場から10分くらいでこられる。杉の大木を見るだけでも価値があると思うので越知を通過する時に時間に余裕があれば少し立ち寄って見てはどうだろうか。
人が横に立っていると大きさが良くわかるでしょう。モデルはスタイルの良いYさんです。
今日の目的の小さい花を二つとも見ることが出来たので充分満足し、周辺をちょっとだけ散策してみました。杉原神社周辺だけでもいろいろあります。キンミズヒキ・ミズヒキも咲いています。
オオハンゲ(サトイモ科)
シュウブンソウ(キク科)は、主幹がたち、先の成長は止まり別れて広がっているので少し面白い形をしている。それが境内でかなりの面積を占め目を惹く。花自体は小さいのだが近寄ってみるといかにも菊。漢字で書くと秋分草。
モミジガサ(キク科)花よりモミジのような大きな葉に眼がいく。
ギンバイソウ(ユキノシタ科)の花後の姿。近くには同じ科であるクサアジサイも沢山咲いていた。杉の林床には沢山の花が咲くものだと感心しつつ見てまわる。
カラマツソウ(ミカン科)花よりこれも葉に魅力を感じる。観葉植物のアジアンタムを一番最初に見たときに連想した。
2017年8月に訂正・・・今までこの花をカラマツソウと書いてあったとは!恥ずかしいです。
マツカゼソウ(ミカン科)です。
帰り道でもう一度コオロギランをみて下る。樹林を歩くのは何と気持ちのいいものよ。午前中の暑さは何処へ行ったのだろうか~~。途中には大きなオトコエシ・クズの花も見られる。山は秋の気配が濃厚になっている。横倉はミシマサイコを栽培している場所があるのでちょっととめてもらって花を写した。他にも栽培している場所はあるのだがここはすぐに見やすいところにある。匂いをかぐことが出来た。自生の花の匂いとは随分違うようにYさんが言っている。私は見たこともかいだ事もないのでわからないのだが植栽と自生は違うのはあり得るので一度自生しているのをみたいと思う。見たいものばかりで困ってしまう。あまり花のことも知らないのにこんなブログを立ち上げた事を後悔する日もあるがこれがあるから意欲もわくのだ。
ミシマサイコ(セリ科)漢方で解熱剤として利用されるので栽培される。これを見ていたら畑の際になにやら小さい花を見つけた。これは何かと考えるけどもわからない。でも、今日は植物観察会の帰りなので図鑑を持参している。解熱剤として利用されるミシマサイコのそばにあったのは笑えそうですがハシカグサ。麻疹はものすごく熱が高くなるからミシマサイコのお世話にならなくっちゃ~~。
アカネ科 葉が乾くと赤茶色に変色するので、それを麻疹(はしか)の発疹に見立て、ハシカグサと名付けられたというらしいがよくもまあ観察したものよとおもう、というのは実に小さい花(5ミリほど)で葉も取り立てて変わっていないので目に付き難い植物だから。観察して名前をつけた人の感性に感嘆するしかない。目が会って丁度見つけたがそうでなければずっと知らずにすごした植物だと思います。結構可愛いのですが花がないと見つけにくいですね。
最後に運良く目があったのがナンバンギセル(ハマウツボ科)昔は家の近所のススキに寄生していたのを見たことが有るが最近は見ていない。それも群生している。全部で100本!いやそれ以上かも。ススキを掻き分けると次々ある。空いた口が塞がらない。なかなかの美しさ。
紫に近いピンク色が縁どり俯く姿はオモイグサ(思草と万葉集に歌われた所以だ)のほうが良いかとも思う。でもナンバンギセルとつけたほうに軍配があがる。
初めてこれほどの群生を見つけて目にし・・3人が目をあわせ目の奥のほうで興奮の炎が挙がっているのを確認しました。言葉だと単純に「凄い」ですがそれでは言い尽くせない。自然からの贈り物をいただいて湧き出すものがありました。しばらくしても興奮冷めやらず「よかったねえ」といいつつまだ寄り道をして帰宅しました。寄り道した先にはなんとハシカグサが群れてあり又驚くしかありません。目が慣れると目に付くのですねえ~~。
案内・運転ともにしてくださったモチモチさんに大感謝です。Yさんにも感謝です。ありがたいことですね花仲間は!こんな楽しい一日は久しぶりでした。
いらっしゃ~~い。
花と山が殆どですがちょくちょく見てくださいね。
バランスが良くなくてがっくりして帰宅しました。
片足立ちでふら付いてしまいました。
歳なのかな!
登山を続けるのにはヨガの呼吸法もバランスも大切なので続けますよ。
間違ってかいていると思っていませんでした。
早速訂正させて頂きます。
他にきがついたのがありましたら今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
恥ずかしい限りです。