花遊び 山遊び

花を愛し、山を恋し、日々自然と遊ぶ。遊んだ事を記憶だけにとどめず、ブログとして記す。
発信元  流れ星☆彡

キビシトリシズカ・シロバナハンショウヅルなど

2013-04-19 | 山野草
山野草  
■満開と咲き始め■4/10香川散策④
10日に出かけた香川の花の最後をようやくまとめる事にします。お気に入りの花を珍しく後回しです。
4月初旬から中旬にかけ「キビヒトリシズカ」が群生する場所があり、花の香を胸にいれたく2・3年に1回訪問します。今回はちょうどの訪問でした。
      
一部分を撮影でこれくらい咲いているのです。風がふくと涼やかな香りが谷一面漂う。
             

             

             
キビヒトリシズカ(センリョウ科)、分布・・中国地方を中心に、近畿地方から九州北部、四国の一部
明るい林のなかや林縁などに生育する高さ30cmほどのセンリョウ科の多年草
 4~5月頃、2~3対の葉の付いた茎の先端にブラシのような白い「花」を咲かす。
この「花」は小さな花が穂状に集まったもので、花びらに見える白いひも状のものは雄しべ。一つの花は3本の雄しべの根元に隠れるように緑色の雌しべが付いているだけで、花びらはない。

 ヒトリシズカとは漢字でかけば、「一人静」。花の様子を源義経の妻であった静御前の舞姿に例えたものとされます。近縁に花穂が2本出るフタリシズカ(二人静)という花があり、その花に対して、花穂が一本だけなので「一人」とされたようです。
総社市の北部で採集された標本をもとにして初めて発表されたので、「吉備」の名を冠している。
「キビヒトリシズカ」はヒトリシズカ、フタリシズカに比べて花が派手なためか、園芸目的で乱獲されることが多く、生育地の森林の植生の変化などとあいまって減少しています。なのでこの場所はかなり貴重。毎年見たいのですが踏み込むとどうしても痛めるので時折の訪問としています。
私の大好きな涼やかな良い香りがします。調べてみると乾燥させてお茶として飲んだり、若葉を山菜として利用したりすることもあるそうです。もっとも香りが強いのは根の部分だそうです。
清楚な姿ですがしっかりとした香りを持つところが、源頼朝の目前で義経を慕う舞を堂々と舞った静御前の姿と重なるところがあり、「静」と呼ばれるようになったのかも?
             
シベが緑から白への移行のはもうほとんどありませんでした。
近縁のヒトリシズカはなぜかここにはほとんどありません。別の山で撮影できました
            
ヒトリシズカ
一見してわかるのが葉の艶の違い。キビヒトリシズカには艶がないのです。もう1つの違いは雄しべの長さ。キビヒトリシズカは1cm前後と長いのに対し、ヒトリシズカはその半分程度の長さしかありません。それと花期がキビヒトリシズカが遅い。

ヒトリシズカを楽しんだのちチョウジガマズミなども楽しんでシロバナハンショウヅルも楽しむ・・なかなか贅沢な散策予定です。がこれが咲いていませんでした。時期的に少し早い。20日近くなれば満開ですが10日ではなく、探すのに一苦労です。やっと見つけました。
      

             

      

                  
シロバナハンショウヅル(キンポウゲ科・ハンショウヅル属)
下向きに咲き広い釣鐘形をしていてクリーム色の花を咲かす。高知県内では石灰岩地にのみ生育します。香川ではどうなのでしょうか?
高知では今年シュンランをあまり見ないのですがこの前の香川訪問でも沢山見、今回も良く見ました。それも形のすっきりしたの・・
      
園芸をする人はスイセン咲きというのだそうです
            
1茎2花もありました。
      
香川訪問の昼食はうどん!麺類の中でもうどん大好きなのの花とともにこれを食べるのも楽しみの1つです。麺は女性好みのやや細いタイプ。つるつるとのどごしよく食べられました。「うどん一福」なかなか人気の店のようです。

あれもこれもみて食でお腹を満たし花で眼福をし天気の良い香川を楽しみきりました。ようやく10日の花散策をまとめ一安心。これ以降もなんども花散策をしているので次々あげる花が多く困っています。さて明日は~・

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