花遊び 山遊び

花を愛し、山を恋し、日々自然と遊ぶ。遊んだ事を記憶だけにとどめず、ブログとして記す。
発信元  流れ星☆彡

カシワバハグマ・シノノメソウ

2013-08-30 | 山野草
山野草
■気になって■
パソコンの調子がいまいち悪いです。水曜日に見た湿地の花をまとめるより昨日見てきた気になって見て回った花達をまとめ上げることにします。ミヤマモジズリを見たあとは場所をかえました。情報によると刈り払いにあい状態はよくないとのこと。貴重な植物なのになぜ毎年刈り払われるのか?理解に苦しみます。
     

            

            
シノノメソウ  リンドウ科 センブリ属(このセンブリ属にはセンブリ・ムラサキセンブリ・イヌセンブリ・アケボノソウ5種が高知県内にあります。全種みました)
 深山に生える1年草、越年草。葉は卵状楕円形で先はとがる。花は数個ずつ葉の腋、茎頂に散形につく。
 花冠は鐘形。裂片はあまり開かない。上部に紫色の斑点がある。
 和名は「東雲草」紫色の斑点を明け方の空に見立てた。
 花期:8~9月 高さ:30~40cm
刈り払い時期が少し早かったのでしょうか?少しだけですが草丈が伸びて此花らしい高さで1株だけ咲いていました。他の株は小さくて見るに堪えない貧弱な状態でした。日本の特産種ですのでもう少し大事にしてほしいですね。
     
アケボノソウ
同じ科・属のアケボノソウが別の場所で気が早く咲いていました。シノノメソウの葉は大きく艶があってビロードのようですはアケボノソウにはそれがありません。高知では場所により群生し珍しい花ではありません。
シノノメソウよりはカシワバハグマの方が個人的には好きな花です。前に見たときには状態がよくなかったので期待していきます。知人が画像をあげているのを同行のSさんが見ているので咲いているのが確実なので安心していくのですが見つからない。「もっともっと先だったかな?」とかつて見た場所の記憶をまさぐります。思い出したと思ったら見えました。「よかった!」沢山咲いています。時期的には丁度だったようです。
            
コヤボウキとかナガバノコウヤボウキとかが好きです。同じ科同じ属の此花も当然好きですが近くでは見られません。今回で2度目の対面です
カシワバハグマ  キク科 コウヤボウキ属
 山地の乾いた林内によく生える多年草。茎は直立して、枝分かれしない。葉は中央部に集まってつく。長さ10~20センチもある
 卵状長楕円形で縁にあらい歯牙。 
 頭花を穂状につける。{ハグマ(白熊)とはヤクの尾の毛のことで他にも似たような花に多くつけられている。} 
 花期:8~10月 高さ:30~70cm
            

            

            

            

            

            

      
好きな花だし沢山咲いていたのでついつい多く撮影しました。
コヤボウキ・ナガバノコウヤボウキなどは近くで見られるの毎年見られますがこれは3年に1回・1度見られればいいほうです。丁度見られ大きな宿題をし終えたようで嬉しかったですね。