株式会社プランシードのブログ

株式会社プランシードの社長と社員によるブログです。
会社のこと、仕事のこと、プライベートのこと、あれこれ書いています。

その316.醤油でもソースでもいける

2017-03-07 05:31:47 | 制作会社社長の憂い漫遊記
目玉焼きにかけるのは醤油?塩?ソース?ケチャップ?
アジフライにかけるのは醤油?ソース?塩?
私はどれでもいける。

その日の気分次第でこれでないとダメということはない。
実は女性の趣味にも一貫性はない。
過去の判例をみると、180度異なる人とお付き合いして
グルっと回って現在に至るという感じだ。
仕事も来るもの拒まず。何でも受けて何でも器用にこなす。
もちろん得意なジャンルはあるが、
そこに無理やり落とし込むことはしない。
お客さまと話して悩みをお聴きして適切な方法を提案する。
そんなわけで私を影で日向で育ててくれた大先輩達は口を揃えて
「多田ちゃんは監督よりプロデューサー向きだ」
と言い、だからというわけではないが会社を興し、
プロデューサーをしながら監督もする
プレーイングマネージャーに収まっている。
別段イヤでもなく、むしろ楽しんでやっている。
この職はきっと神様が与えてくれた天職だ。
早い・安い・うまいは吉野家ではなく
私の標語だと思いながら変わらぬ立ち位置で35年やってきた。
会社は阪神淡路大震災を期になりゆきで
フリーから社長になったから、かれこれ20年経つ。
もちろん存続の危機は何度となくあったが、
墜落することなく空中給油を続けて何とか飛び続けている。
最近は益々気力充実で、
やる気は30代、体力は40代、見た目は実年齢だ。

今年のというわけではないが、
ここ最近の私のスローガンは「原点」。
これは25年前に私が監督した
セースルドキュメントのタイトルだ。
奇遇にもその会社に今春取材にいく予定だが、
その会社の本年度のスローガンがなんと「原点回帰」。
不思議な縁を感じる。
昨夜、木村拓哉主演のドラマのエアチェックを見ていたら
「back to the basic」という言葉が出てきた。初心に帰れ。

昨年辺りから映像の演出をする機会が増え感謝しているのだが
今年は年初からシリーズ化を見据えた作品に出会えた。
このシリーズ作にどう立ち回ればよいのか迷ったが、
その1作目の制作に当り思ったのは、まさに原点回帰だった。
低予算化の流れの中で一人何役もこなす昨今だからこそ、
原点に帰ってスタッフワークをしてみよう。
予算オーバーで社内からブーイングがあるかもしれないが、
もう一度スタッフワークから生まれてくる。
映像作品を作ってみようと思った。
もはや学ぶものはない。作り上げていくしか道はない。
だから原点に帰ってスタッフワークを楽しんでみよう。
ソースでも醤油でも塩でもケチャップでもいい。
素材は同じでも味つけで、和洋中とガラリと変わる。
気ままに実直に味わおう。ワクワクする。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿